引用64
「ブラウンのすばらしき遺産」
「言葉は役立つことも多いが、音楽に耳を傾けることはつねに引き合う。
自分の心の中の音楽は、特にそうだ。」
著作では
「音楽に耳を傾けるというのは、依頼主の音楽には限らないのだ」
つまり
「依頼主の情緒的状態が外部に洩らす音楽に
自分の情緒的状態が敏感に反応して、自らの音楽に変調をきたす。」
ことに、対応すべきだと言っています。
この文章に出会った時にはあまり意識していませんでしたが、
齢を重ねるごとに、この法則というか、遺産の効果を
感じています。
自分の変調を依頼主に伝えて、依頼主からの情報を膨らませる
という著作の中の様な対応はまだできませんが、
それでも、自分の音楽に耳を澄ませることはできるようになったつもりです。
ざわめきとか、揺らぎとか、ぐつぐつとか
様々な音楽が聞こえてきます。
そんな時には何かの見落としがあるものです。
また、この遺産により、結局必要なことは
「自分自身を知ること」というところへ戻ってきました。
コンサルタントとしての良い仕事の出発点として
「われわれ自身に欠けているものを見出すことこそ
われわれが実情以上にばかばかしく見えることを防ぐ
ただ一つの方法なのだ。」
ということです。
自分自身との会話を通じて様々な事象と向き合う訳ですから
自分自身の足りないものを見つけることの重要性は認識できます。
しかし、その認識も必要な時に忘れてしまうものです。
今日も自分のポケットに手を入れて
足りないものを考えてみます。