引用22 「最適化症」 | 「ひとり戦略会議」コンサルタントー首藤 浩のブログ

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「ひとり戦略会議」とは、「緊急ではない、重要なこと」を着実に実行していく手法です。

引用22
「最適化症」
「最少費用の解答を与えてくれたまえ」とか、
「最小限の時間でやってくれたまえ」とか、
「それは最善の方法でやらなければならんのだ。」
という要求に、健康人の最適化神経は
「それには何ならば犠牲にしてよいのですか。」
という応答をするが、「最適化症」の患者は
「はい、課長。すぐそういたします、課長。」
という歪曲された語句を発する。


このように文書にすると、
通常はあり得ないと思うのですが、

自身の経験を振り返っても、
「最適化症」の罹患者は多いことに気が付きます。


突発性の発病もあるようで、
普段は、合理的な反応が出来ていても、
何らかの、イベントや
属人的な理由や
立場上の理由などで
発症もします。


お互いに出来もしないことに
なぜ取り組もうとするのでしょうか?


言語の持つ限界せいかもしれません。


しかし、この病気がもたらす社会的損失は
計り知れないということは、
皆さんも推測できると思います。

出来もしないことを
社会的にかなりの立場を持った人々が
真剣に一定時間取組み
「出来ない」とは、言えないので
出ない結論を追い求める。
「無駄な時間」を費やすわけですから、
その損失は、膨大です。

そういえば、私も自分自身に
「最短の方法は?」とか
「最良の結果を」とか
出来もしないことを課していたことを
想い出しました。


このような病気に対する
「トレードオフ療法」は
明日のお楽しみです。