インターネットを使ったマンツーマン英会話のことであるが、最近は、大手の英語学校の運営する料金の10%位の低料金で同じようなサービスを提供するところが多く存在する。多くはまだまだ小規模なものではるが、いずれ、リアルの英会話学校の経営を脅かす存在となることは間違いない。その低価格の仕組みは非常にシンプルで、国と国との人件費と為替差を利用したサービス輸入である。具体的には、英会話の場合はフィリピンの講師が、現地からSkypeといった無料のテレビ会議システムを使用して、日本やその他(韓国など)へ英語を個人教授するというものである。フィリピンは戦後公用語は英語となり、多くのアメリカ企業のコールセンターはフィリピンにある。話しているアメリカの人は相手がフィリピン人だとは気づかない。特に高学歴の人たちの英語の発音は綺麗であり、第二外国語として学んでいるため、文法をきちんと説明しながら教えられるという強みさえ持っている。運営しているところにもよるが、フィリピン大学といった日本の東大にあたる高学歴の先生を集め、またテキストも100円のダイソーのテキストを購入すれば始められるという徹底して、投資も運営もローコスト化しているところもある。ここは他にあるような、自動化サイト構築のシステム構築費や対応のための人件費にさえお金をかけておらず、またオークションを利用しているところにも徹底した低価格化を実現しているようである。
いずれにしろ、すでにビルを建て、講師を抱えている英会話学校に、こういった小さなサービス企業が発信源になり、大地震が起きるのは間違ない。


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