【岐阜城】金華山を登る! ~頂上編~ からのつづき
さあ、下山です
前の記事でも書いたように、帰りは「馬の背登山道」
からと決めています。
この登山道は岐阜城天守のすぐ下につながっていますが、いきなり崖を下りていくような、見るからに険しいその様子に、私は上りでも下りでも使ったことがありませんでした
看板にも「老人や子どもにはムリ
」的なことが書いてあります。私も今回が初アタック、未知のルートということもあり、老人でも子どもでもないですが一抹の不安が…
ちょうど私がこの階段から下り始めたとき、すれ違った夫婦がミニチュアダックスフンド
を連れて登って来ました。それを見て単純な私は「犬でも登れるんだー。まあ、なんとかなるでしょ~
」と気を持ち直して下りて行きました
ふと振り返って山頂方面を見上げればこんな感じです
写真だとわかりにくいのですが、かなりの急斜面
なんです。登る人も下りる人もみんな自分のルートを確保するのに必死です。登山者とすれ違う時に交わす挨拶も、心なしかうわの空のようでした。
すれ違った登山者の中には、ご年配の方
もいらっしゃいました。足取りは軽く、相当に鍛えていらっしゃるのだなあと感心してしまいました
他にも中学生っぽい男の子
のグループや欧米人
もいました。
岩場
はまだまだ続きます。当日はトレッキングシューズ
を履いていましたが、靴底を通じて岩のゴツゴツした硬い感じが終始伝わってきました。また、岩の上に枯葉
が積もっていてツルッと滑る時もあり、肝を冷やします
とにかく慎重に下りていきました。こんな場所で転んだら絶対に怪我しますよね…
さあ、下山です

前の記事でも書いたように、帰りは「馬の背登山道」

この登山道は岐阜城天守のすぐ下につながっていますが、いきなり崖を下りていくような、見るからに険しいその様子に、私は上りでも下りでも使ったことがありませんでした

看板にも「老人や子どもにはムリ


ちょうど私がこの階段から下り始めたとき、すれ違った夫婦がミニチュアダックスフンド



でも、さすがに道は険しかったです
最初から斜面というよりも崖を下りて行くような感覚で、他の登山道より緊張感が…
こんな切り通みたいなところもありましたよ。


木の根っこ
がスゴイです。この登山道の至る所に張り巡っていて、硬い岩をも砕いて包み込むくらいの勢いです。でも、この根っこが手すりや足場の代わりになってくれているところも多いです。森の木々
に感謝しました



ふと振り返って山頂方面を見上げればこんな感じです


すれ違った登山者の中には、ご年配の方




岩場






なんとか無事に「めい想の小径」との分岐点まで下りてきました。上りの記事にも書いた、神社跡のあったあの開けた場所です。ようやく一息つけました
ここで「馬の背登山道」としては終了し、「めい想の小径」と同じルートとなって麓の岐阜公園まで下りて行けます。

ここで「馬の背登山道」としては終了し、「めい想の小径」と同じルートとなって麓の岐阜公園まで下りて行けます。
無事に下山!その勢いで「織田信長公居館跡」まで来ました。居館跡の巨石通路の上を「金華山ロープウェー」
が通過して行きます。ぽかーんとしてその様を眺めている私に、手を振って
くれる気のいい方もいらっしゃいました



観光で来る方の大部分はこちらを利用されるようです。だってものの数分で山頂まで着いちゃうんですから、やっぱり楽チン
ですよね!文明の利器なんですが、個人的には封印していまーす




居館跡の冠木門。復元ですがなかなかの威容です。この門をくぐって居館跡に一歩足を踏み入れれば、岐阜城下が楽市楽座
で賑わった当時の栄華を感じてしまうかも、です


これで今日のハイキングは終了です。最後に岐阜城と金華山をバックにして「若き日の織田信長像」を撮影。騎乗して弓を引く信長公の勇姿は、「うつけ者」時代を躍動的に表現しているようで私は好きです
記念写真
にもオススメのスポットです



次回は「馬の背」から攻め上ってみようかと思いながら家路につきました

↓【今日のおさらい】↓
今日のトラックログです(『地図ロイド』より)。
上って下りては全部で4㌔くらいです。上の赤線が上りに使った「めい想の小径」。下の直線的な赤線が「馬の背」です。「馬の背」は尾根上のルートなのがよくわかりました。折れ線グラフを見ると、両ルートともに高低差がかなりあるようです。しんどいはずだ~
いや、ただ運動不足なだけですけど…

上って下りては全部で4㌔くらいです。上の赤線が上りに使った「めい想の小径」。下の直線的な赤線が「馬の背」です。「馬の背」は尾根上のルートなのがよくわかりました。折れ線グラフを見ると、両ルートともに高低差がかなりあるようです。しんどいはずだ~


