今日の3題です。

クリスマスまであと数日クリスマスツリー

いよいよ年の瀬が押し迫って参りました。

大掃除に、買い出し、年末年始のご挨拶などなど。色々なことが簡略化されても、この時期ならではの忙しさは消えません。

そんな中、しばし英語表現クイズでお楽しみいただければと思います。

 

Let's have fun together! ニコニコジンジャーブレッドマン

 

 

 TODAY'S
 

友人の課で今年限りで退職する人がいるそうです。まだ入社してそれほど経っていないのですが、理由は何だったのだろう・・・。

 

1) 「彼女はその会社の社風に合わなかったのです

She was a (    ) (    ) in the company.  

ヒント:「文化の」「不釣り合い」という2語です。

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She was a (cultural) (misfit) in the company.  H

 

答えはcultural misfitです。misfitが名詞で「(環境などに)うまく順応できない人、不適任者、場違いな人」という意味です。(「浮いている」なんという訳語も合います。)それだけでも意味は通りますが、culturalがつくことで、「社風にあわなかった」と、少し個人攻撃が和らぐ感じですね。能力とか人柄とかじゃないのよ~、とにっこり気づき

 

別の言い方で

 

「彼はその会社に合わなかった」

 

He was a wrong fit in the company.  H

 

このようにa wrong fitと言うこともできます。

 

では、いくつか例文を音読してみて下さい。

 

When your interests are different from everyone else's, you may feel like a misfit at school. 

 

「自分の興味が周りと違っていると、学校で浮いてると感じるかもしれない」凝視

 

The new employee turned out to be a misfit in our rather conservative corporate culture.

 

「その新人はわりと保守的な我が社の社風には合わないとわかった」

 

なお、corporate cultureで「社風」です。ビル

 

では、次の問題に行きましょう。並べ替え問題に挑戦してください。

 

人工知能(AI)が驚くべきペースで進化を続けています。”No one knows how to control AIs that are vastly more competent than any human..."(いかなる人間より有能になってしまった人工知能をどう制御すればよいかは誰にもわからない)と始まっているTIME誌の記事がありました。

そして驚くべきは、そのスピードですね。

 

2)「ここ数年で人工知能は飛躍的に進歩した

The (seen / huge strides / last / have/ few years ) in Artificial Inteligence.

ヒント:「過去数年間が大きな前進を目撃した」としてくださいあし

 

 

 

 

 

 

 

 

The(last  few yearshave seen  huge strides ) in Artificial Inteligence.

 

この文章のseeは、「<時代・場所が><事>を目撃する」という意味です。

 

例文を音読してみて下さい。それぞれ主語が「時間」「場所」になっています。

 

The 1990s saw the rise of the internet worldwide. パソコンキラキラ

 

「1990年代には世界中でインターネットが広がった」

 

The 18th century saw the American Revolution. アメリカ

 

「18世紀には米国独立戦争が起こった」

 

This neighbothood has seen many hotels open recently.

 

「この地域では最近多くのホテルがオープンしている」

 

実はこの例文はNHKラジオ実践ビジネス英語の例文では、こうなっていました。2000年頃のメモだと思いますが、何についての話かはわかりません。

 

ここ数十年でこの分野は飛躍的に進歩した」

 

The last few decades have seen huge strides in the field.  M

 

しかしAIについて語る場合、decade(10年間)という単位を使っている場合ではないようですので、2番のクイズではfew yearsとしました。AIが人間を超えることで不都合が起きてこないようにと書いている先ほどのTIME誌の記事はこう締めくくっています。

 

We know the moement to avoid this fate(人間性の喪失humanity's extinction)can be built. The question is: Can we built it fast enough?

 

では、最後の問題です。こちらも並べ替えで挑戦してみてください。

 

3)「もし誤りがあれば直ちに知らせてください

Advice us immediately ( occur /an error/ should ).  N

ヒント:本来あるべき接続詞ifが取れることで、いわゆる<強制倒置>が起きています。疑問文の語順にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Advice us immediately ( should an error occur ).  N

 

ヒントのところにも書きましたが、ifを入れて書くこともできます。

 

Advice us immediately if an error should occur.

 

この形は<仮定法>と呼ばれ、未来の用法とも言われます。ifが取れると、an errorを助動詞のshouldと動詞occurで挟む形でshould an error occurとなります。ちょうど疑問文を作るときの要領です。

 

このように<if + S + should +動詞の原形>を使った仮定法は、「起こる確率は低いけれど万が一にも起こったら」という場面で使います。起こる確率がゼロである場合には使えないと言われます。

ここでは「ミスなど起こらないはずですが」という含みがあると考えて下さい。

 

では、例文を音読してみて下さい。

 

Should Danny call me, please transfer the call.

 

「ダニーから電話があったらこちらへ回して下さい」

 

Should any irreparable failure occur during the normal operating life of X-ray tubes, we will replace the X-ray tube. L

 

「X線管の通常の寿命の間に何か修理不可能なコショウが起これば、我々はX線管を交換します」

 

 

未来の仮定法shouldとビジネス英語

 

 

shouldを使った仮定法は高校で習うと思います。<仮定法過去>(今の裏返し)<仮定法過去完了>(過去に起こったことの裏返し)を習ってから、shouldが入ったりwere toが入ったりした<未来の仮定法>を習います。

 

そのうちのshouldについてです。

高校の参考書では「万一~すれば」という意味で、「実現の可能性が極めて低い場合に用いられる」と説明されています。そして、実現の可能性が全くない場合には用いない、とも習いますね。(その場合はwere to+原形ですよ、と)

 

この<If+ S+should+ 原形>または<Should+S+原形>は、ビジネスのシーンではよく使われる形のようです。それは、同じ「もし~したら」でも、普通に<If + S + 現在形>(直説法と言います)で言うよりも距離感を保って、客観的に聞こえるからだとか。

 

たとえば、「何かあったらフロントへ電話して下さい」と言う場合 電話

 

If you need any help, please call the front desk.

 

Should you need any help, please call the front desk.

 

これらは同じ意味なのですが、shouldを使うと「何かご入り用でしたら」と少し距離を置いた感、フォーマル感がでるのですね。

 

また、「万が一にも」という意味が含まれるため、

 

Should any delays occur, we will inform you immediately.

 

「遅延が生じることなどがありましたら、ただちに連絡致します。」

 

私どものサービスに遅延などないように努めていますが・・・という気持ちも出せるのです。

 

さて、そのshouldを使った未来の仮定法ですが、有名なStand By Meという歌の中に出てきます。ご存知でしょうか。音譜

 

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
All the mountains should crumble to the sea
I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand, stand by me

 

ぼくらが見上げている空が

万が一崩れて落ちてきたとしても

山々が全て砕け散って海へと沈んでも

ぼくは泣かない、ぼくは泣かない

涙をながしたりなんかしない

君が、そばにいてくれるのなら 虹

 

生徒達に聞かれそうですね「あれ,shouldが入った仮定法は、実現の可能性が全くない仮定には使わなんじゃないの?」

 

う~ん、そうなんだけどね。作詞者の中で、これらの出来事は実現の可能性がゼロではないんじゃないの?と、投げかけることにしています。

たとえばこれらが比喩的な出来事ならね。心の中では起こりうるよね、とか。

みなさんは、どうお考えでしょうか?トナカイクリスマスツリー