初めて釣りをしたのはいつだっただろうか?
小学校の低学年の頃、夏休みにすることといえば、
家のすぐ前を流れる川で毎日のように釣りをしていました。
おこずかいを貯めてやっとのことで買った竹の継竿と
小麦粉と卵で作った自家製の練り餌で釣ってたことを覚えています。
父親が釣りキチで、日曜日に父親が家にいたという記憶がほとんどありません。
ごくたま~に渓流釣りに連れて行ってもらい、
釣ったイワナ、ヤマメ、アマゴをその場で塩焼きにして食べさせてもらったなぁ・・・・・・
渓流では、父親には釣れるのに、自分には全然釣れない。
エサは現地で調達したムシで一緒なのに。
「なんでボクには釣れないの?」
たまりかねて父親に聞くと、
「魚のいるところに仕掛けを通してないからや」
「あそこの落ち込みにエサ入れたらすぐ食いつくはずや」
・・・・・・うそぉ・・・・・・
半信半疑で父親が指さす場所に仕掛けを入れると、
5秒もしないうちにマスが食いついてきました。
「なっ、おったやろ?」
あのときは、マジですげぇって思いましたね。
他にも、いつも自分が釣りをしている家の前の川で、
父親と一緒に川を眺めていると、
遠くで釣りをしている人が、魚をかけてやり取りしています。
何が釣れたんだろう?
そう思っていると、父親が
「フナやな」
と言いました。
本当だろうか?釣り上げた魚見てもないのに。
確かめてみるべく、その釣り人のところまでいって、聞いてみました。
「さっき、何が釣れたんですか?」
「あぁ、フナだったよ」
・・・・・・すげぇ。
やりとりしか見てないのに何が食ったかわかるんだ・・・・・・
ほかのことではあまり尊敬できる父親ではありませんでしたが、
こと釣りに関してはすげぇなぁと思いました。
その後、中学から社会に出てしばらくするまでは全然釣りをしませんでしたが、
わたくし自身、父親になった今、モロに釣りにハマっています。
小さい頃、竹の継竿で夢中になっていた頃のように。
ウチの坊主が将来大人になったときに、
わたくしと同じような思いをいだくのだろうか?
わたくしは、釣り以外でも尊敬できる父親になるべく頑張ろうと思います(笑)