いつもご覧いただいて

ありがとうございます。

コンスピリートCPM長谷川です。

 

ようやくといいますか、

現在コンスピリートのサイトリニューアル

着手しておりまして。

 

 

昨年11月頃から準備してきているのですが、

約10年越しの作り直しということで

まぁ…作業量が重たいですね

(マーケのスタッフが日々がんばってくれております)

 

長らく続けてきたのアメブロも、

(恐らく)クローズは致しませんが、

新規ブログ投稿は新サイト内に

お引越しとなるものと思います。

新サイトのオープンは

これから正式にアナウンスになっていくものと

思いますけれども、

ぜひお引越し後もご覧頂けたら幸いです、はい。

 

 

で、今回のお話。

 

結構以前にも述べたような気がするんですけど。

ご相談にいらした方からこんなご質問を受けます。

 

「不動産の買い時っていつですか?」

 

答えがあるようで、答えのない質問とも言えます。

正直何をベンチマークにするかによって

「買い時」の定義が変わってくるわけです。

 

大多数の方は

「買い時」=「価格が低い局面」

というイメージなんだと思いますが。

なぜ価格が低くなっているのかと

冷静に考えてみれば、

需給バランスが崩れているからであって。

 

しかも、不動産の特殊なところは

「純粋に需要が落ちている」というよりは

「購入したくても、する手段がない」ことで

需給バランスが崩れていくんですよね。

 

そして、その手段は「金融機関の融資」です。

 

はせがわもまあまあ長い期間、

この業界に身を置かせて貰っておりますが、

「不動産が欲しい」という方が

皆無になった状態は見たことがありません。

 

なので、結論付けてしまうと、

「不動産の価格が低い状態」とは、

融資が付かなくなっている時期とほぼ同義です。

 

したがって、「価格が低い局面」を

「買い時」とできるのは、

 

●ローンを使わずとも購入できる方

●金融機関の姿勢に関係なく、

  いつでも融資を受けられる層の方々

 

ということになります。

 

逆説的な言い方をすると、

「価格が高い時期」とは、

需給バランスの需要が強い状態、

つまり「融資がガンガンおりる」時期となります。

 

例え属性(お客様の資産背景やご年収等)が

弱い方であっても購入することができる。

⇒ 購入できる層が拡大している

⇒ 供給が追い付かない

⇒ 価格が上がる

ということですね

 

 

はい、とっても基礎的な経済学のお話でした。

結論、「買い時」は人によって違う。

 

…で、ですね。

最近、中古区分マンションを取り扱う業者さんからも

だんだん厳しくなってきたっぽいぞ…という

お話を聞くようになってきました。

 

この数年ノリにノッていた業態なんですけどね…。

恐らく金融機関が“臆病風邪”に

罹患し始めた表れなのかな、とも思います。

 

人間の“風邪の引きはじめ”はね、

多少予兆あるじゃないですか。

鼻水出るなとか、ダルいなとか。

金融機関のこの姿勢の変化というのが

「来そうな感じでまだ来ない」

「ちょっと油断したらいつの間にかもう来てた」

みたいな感じなんですよ(※個人の感想です)。

 

「あっ!」

 

と、気付いた時には

もう来ちゃった後というわけですね。

 

販売会社は特になんでしょうけれども、

その金融機関の融資が利用できているうちは

「そろそろ来そうだな」と分かっていても

利用し続けてしまうもので。

どこかでチキンレースの様相を呈してくる的な。

 

「まだ融資出る」「まだ融資出る」「まだ…」

「出なくなったー!」みたく。

だから、どうしても対応が後手に回ってしまいがち。

 

今年の年末には、

どういう状態になっていることやら…

評論家ではないので全く知る由もありませんが。

 

あくまで本当に個人的にはですが、

マーケットがカオスな状態の方が好物です。

 

 

 

というわけで、今回はここまでです。

また次回お会いしましょう。

 

 

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