いつもご覧いただきありがとうございます。

コンスピ広報です。

 

今回は、12/24 (木)に

コンスピリート公式チャンネルにて

配信させていただきました内容

 

第4回:不動産経営でQOLを爆上げよう!

の内容をお送りしたいと思います。


 

 


今回はローンで出てくる「返済比率」のお話。

収益不動産にも、住宅ローンにも登場する

この「返済比率」の基礎を解説していきます!
 
 
読んで字の如く「返済比率」とは、

所得に占める返済額の割合のことをいいます。


金融機関が

「この人にお金を貸して無理なく返済できるのかな?」

を判断するためのものさしということですね。
業者では「へんぴ」なんて略し方をしたりもするします。

では、簡単な事例を見ていきましょう。
 


2000万円の投資用マンションを

2.0%、30年のローンで購入しようとしているとします。


この人の年収は500万円、

金融機関は返済比率30%未満

であることを条件としているとしましょう。
 
毎月の返済額は73923円。
年間の返済額は

73923円×12ヶ月ですから、887076円。
これを年収500万円で割ると、17.7%となります。


年収500万円に対して返済額が占める割合、

つまり返済比率が17.7%ということですね。
 
金融機関の条件、

返済比率30%未満を下回っているので、

返済余力ありという判断になります。
 
 
今回購入物件だけではなく、

既存で持っている不動産担保ローンや住宅ローン、

カーローンや奨学金の返済なども、

全て返済額に含まれるので、

当然複数の借入がある方は

融資は受けにくくなっていきます。
 
 
 
例えばさっきの方が、
3,000万、金利1.0%、35年の

住宅ローンを借りていたとします。
そうすると、月のローン返済は、84,686円。
 
年間の返済額は、

84,686円×12か月 = 1,016,232円 となります。

先程、投資マンションを購入しようとしていた方の

返済比率に当てはめると、
887,076円 + 1,016,232円 = 1,903,308円

が返済額となります。
 
これを年収500万で割ると、38%となり

返済比率30%を超えてしまうことになります。
 
 
 
また、収益用の区分マンションをローンで購入する際には、

ほとんどのケースで「返済比率」の条件を課せられます。


つまり、物件価格の大きい一棟物を

先にローン購入していると、

返済額も大きくなっているため、

この「へんぴ」に収まらなくなることも考えられます。
 


お客さまと話していても、

一棟と区分マンション両方をバランス良く持ちたい

という方がいらっしゃいますが、

ここで先に借入額の大きな一棟物件を

先に持っていたりすると、

区分マンション購入には戻れない

なんてことも考えられます。
 
逆に一棟物件のローンの場合、

返済比率を条件とすることは少なく、

購入物件自体の収益性に

フォーカスすることが多くなります。


実際、返済原資は

その物件から入る賃料なわけですから、

お客さまの収入に占める割合で論じても

あまり実用的ではない、

ということですね。
 
といったわけで、

買い進める順番を間違えてしまうと、

思うように物件を増やしていけない

ということにもなりかねないので、

この「へんぴ」の考え方は

ぜひ基礎として覚えておいていただけたらな、

と思っています。
 
これ、住宅ローンでも

全く同じ考え方をしますですので、

覚えて貰っていて損はないと思います!
 


 

ということで、

「第4回:不動産経営失敗するな!」

いかがでしたでしょうか。

動画では短尺ですが分かりやすく

見やすい動画になっております。

 

もしよろしければ

コンスピリート公式チャンネル

是非ご覧ください。

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それでは、コンスピ広報でした!

 

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