矛盾の矛 | 勝手な考察をする場所

矛盾の矛

今日学校で矛盾について友人と少し話したんですが、

家帰って来てふと思いました。


あれ、矛だけで十分おかしくね?


矛盾というのは、何でも貫く矛と、何にも貫かれない盾があり、その二つの関係がおかしいという話です。

つまり、その矛で盾を突くとどうなるか。

矛が貫けば、何にも貫かれないはずの盾だからおかしい。

盾が貫かれなければ、何でも貫くはずの矛だからおかしい。

どう考えてもどちらかがウソになってしまうということです。

まぁ、こんなこといちいち説明しなくてもいいかもしれませんけど。


で、なんで矛だけでおかしいというと、次のような状況を思いついたからです。


矛同士を対峙させたらどうなるか?


    →←

まぁこんな状況ですね。

矛同士で互いに突きあったらどうなるか、ということです。


左の矛が貫くか、右の矛が貫くか。

これは、矛が貫くか、盾が守るか、とほぼ同じです。

この場合「貫かれたほうは貫くことができなくなる」という前提があるわけですけど。

それを無視するなら、両方貫くという可能性はあります。

また、何でも貫く矛が一本しかないのなら、このような事態に陥ることはないですね。


よく考えてみると、「何でも貫く」ではなくて「どんな盾でも貫く」、

「何でも貫けない」ではなくて「どんな矛でも貫けない」だったような気もしないでもないです・・・。


なんか最後のほうで崩れかけてますけど、そういう考え方もあるということです。