「一途な恋」に生きる女性。
何度も酷い仕打ちを受け
嫌な思いをさせられ
痛い目にあっているのに
その男と別れることはしない。
自分の恋を
貫き通す純粋な一人の女。
だから
他人が何かいっても
その声は彼女の心に届くことはない。
それを「究極の愛」というのか…。
そういう女性がいると
男性たちは「バカな女」
といって罵倒するかもしれない。
すると今度は
別の女性が罵倒した男性を
「女心のわからない男」と批判する。
二つの意見の良し悪しは別として
「一途な恋」が本当に最後まで続けば
「女の幸せ」といってもよい。
だが
バランスの悪い一方的な愛は
ほとんど破綻していく。
長続きすることはない。
男も女も
「一途な恋」に敗れた者は
異性に対して猜疑心を抱くようになる。
少なくともそういう状態に陥りやすい。
だから
新しい恋がはじまると
今度は
相手のウラばかり読むようになっていく。
男性に対して
猜疑心を抱くようになった女性は
男性のウラを読むことが
癖になってしまうかもしれない。
「それ、本当……」
「どういう意味なの……」
「今だけでしょ……」
と、会話の中にあらわれてしまう。
もちろん
さまざまな仕草や態度にも
疑惑の心が見え隠れする。
そうなると
男性はウンザリしてしまう。
「いったい何様のつもりだ」
といった想いが生じていく。
やがて
「オレのことを信じていない…」
「それが彼女の本心なのか…」
という疑念を抱くようになる。
そして
新しい恋も破綻していく…。
「一途な恋」を美化することは容易い。
また
そういう「恋」に溺れたい
という気持は男性にだってある。
でも
「一途な恋」には
正邪があることを知るべき。
「後悔先に立たず」という諺もある。
「一途な恋」を美化しすぎると
とんでもない結末を招くかも…。




















