男は思っていることを伝えるのに
もってまわったような言い方はしない。
単刀直入に述べようとするのがふつう。
内容が重要であればあるほど
ひと言で自分の気持ちを伝えようとする。
だから女性に対し
「好きです」と一回伝えれば
自分の思いも
伝わっていると理解してしまう。
ところが、女性はこの点に関して
まったく逆。
たった一言で済ませてしまうことなど
到底考えられない。
男性から好意を示され
嬉しいと感じたとしても
その気持ちを反芻してみなくては
気がおさまらない面をもっている。
とくに
「恋愛」に関することとなると
男性が語ったセリフを
何度でも繰り返し言わせたがる。
そうすることによって
女は始めて安心感を抱き
男性のセリフに信頼を置くことが可能となる。
だが
女性がこういう気持ちになるのは
好意をもっている男性に対して…
好きでもない男性からの
「好きです」というセリフは
本質的に聞きたくないだろう。
なぜなら
「好きです」
「愛してる」
というセリフには
「俺のものになって欲しい」
「オレの所有物になってくれ」
という意味が込められている。
言い換えれば「君とエッチしたい」
という気持ちの表れであり
同一の意味と捉えることになる。
女性は、「好きです」といって
好意を前面にだして接してくる男性を
受け入れているといずれは
その男性の
所有物にならなければならない……と、考える。
だから、それが嫌なら
「好きです」という態度を男性が示したら
直接的であれ、あるいは間接的になったとしても
拒否する気持ちを意思表示するだろう。
「男の告白」を拒否して相手を振るということは
「あなたとは、エッチしたくないの」
と同じ意味なのである。
しかし、女性は男性にくらべて
暗示にかかりやすい傾向にある。
そのため、女性にとっては
いかに単純なセリフだったとしても
「好きです」「愛してる」
というセリフの繰り返しが
女性の心を揺り動かす要因に成り得る。
だから、「告白」というお堅い形ではなく
通常会話の中で「好きです」
というセリフを軽~く言い続けることが
思いもよらぬ効果を生むかもしれない……。








