先輩にヨットの絵を描いてほしいと頼んだら、二つ返事で快諾してくれた。
先輩と言っても入社は1年しか変わらない。 現役時代、何かとよく声をかけてくれた。 毎年年末に餅つきをする加太の別荘のオーナーで、我が家のピザ窯を作るときもたいへん世話になった。
先輩は友人の大工さんと一緒に別荘を2軒建てている。 今日はアトリエがある箱作の別荘にお邪魔した。 築100年の古民家を自分達でリフォームしたもの。
昔の梁や囲炉裏はそのまま残している。
アトリエに入るとプンと絵の具の匂いがした。
僕が描いてほしい絵は、帆走中のヨット。 係留中のヨットなんて眠ってるようで面白くもなんともない。 やっぱり強めの風を受けて疾走中でなくっちゃ! 写真を探したが今のヨットでは適当なのがない。 やむなく最初のヨットにした。
見た瞬間、潮の香りがして、波しぶきが飛んできそうなイメージで!と注文を出した。 先輩はニコニコ笑いながら、「創作意欲がわいてきた!」と言った。
先輩とまだ見ぬ絵に乾杯!



