今日は気象講座の日。 得意なはずなのに、それがかえってプレッシャーになるのはどういうことだろうか?  


この1週間、我ながらよく準備したと思う。 昔読んだ本や古いノートを引っ張り出してマニュアルを整備した。  実験を何度もやった。  通勤の電車の中でもあれやこれや考える。 


おかげで今朝はすっかり満ち足りた気分。  


会場の田尻。  雨は止んだが、梅雨空が広がっている。



受講生は中高年の男性3人。  内一人は関東方面から来られている。  事前にわかってただけにこれもプレッシャーになった。  新幹線を使って受けに来た授業がこんなものかと思われやしないかといろいろ考えてしまう。


始まって、喋ってる内にそんな心配はすっかり消え失せていた。  というより一生懸命集中して余計なことを考える余裕がなかったのかも知れない。  


想定していた笑いはあまり取れなかったけど、受講生がウンウンと頷いてくれるのに励まされ予定通り講習は進む。  こちらから質問もいっぱいした。  受講生が自ら考え、答を見つけ出せば、それは確実に自分のものになるからだ。


実験も好評だった。  500ミリリットルのペットボトルの中で雲を作った。 そして水温が高いほど雲が発生し易くなることを2リッターのペットボトルの中で再現した。


皆で討議する例題は海王丸事件。  2004年10月、富山湾で錨泊した海王丸が台風23号による暴風とうねりを受け座礁した事件だ。  貴方が船長ならどのように回避しますか?がテーマ。


気付くと夕方。  さすがに疲れた。  けど今日は講座の一日目。  来週、もう一日やって完了する。 来週はより実践的なテーマが目白押しだ。


講習で一番得るものが多いのは講師だと思う。  事前の準備、質問に備えての勉強、そして当日発見する課題等々、すべてが自分の能力を高めてくれる。  それも人様のお金で。  ありがたいことだ。