今年もあとわずかですね。
ご実家で年越しされる方も多いと思います。

ぜひね、親と話してみてください。

「私を身ごもったとき、どんな気持ちだった?」
「私を出産したとき、どんな気持ちだった?」
「あのとき(幼い頃)、どんな気持ちからあんなこと言ったの?」
「私はこんなふうに受け取ったんだけどあってる?」
「お父さんの(お母さんの)どこが好き?」
「どんな夢をもっていたの?」
「お母さんは、お母さん(あなたの祖母)のことどんなふうに感じて育ったの?」

私のことどう思ってるの?という自分にフォーカスしたこと聞くんじゃなくて
親がどんなふうに考え、感じながら生きてきたのかを聞いてほしいの。

親を知るということは、あなたの精神的な自立を促します。

コツはね、親だと思って聞くんじゃなくて、
一人の人間だと思って聞くの。
親だと思って聞くと、

あなたが期待する理想的な答えが返ってこなくて

多くはがっかりすることになるから(笑)

あなたはいろいろと本や講座で
コミュニケーションを学んでるかもしれないけど、
親は素人だよ。
ましてや、子育ての専門家でもない。

せっかくテストで100点取ったのに、
たまたまできただけでしょ、とか言っちゃうし。
通知表で5があっても、他が4だとそこを攻めてくるし(笑)
バイト代で誕生日プレゼント買っても、
そんなことに金を使うなとか言うし、

可愛くないよね、まったく(笑)

しょうがないよ、あなたの親も普通の人なんだから。
あなたと同じように、とりたくない態度をとってしまったり、
素直に喜べなかったり、
照れ臭かったり、
遠回しな言い方したり、
自分の本音がわからなかったり、

認められたかったり、

誰かのせいにしていたり、
傷つくのが怖かったりするんだよ。

完全じゃないんだよ。


あなたが自分らしい人生を生きたくてあがいてるように
親もあがいたことがあったかもしれない。


無意識に、こんな親であってほしいと子のほうも求めている。
親が自分の理想どおりでなくても
可哀想に思うことはないよ。
親は、親の人生を生きている。
それがたとえ親自身が生きたかった人生ではなかったとしても
それは本人の選択だ。

あなたには関係ない。


心療内科でカウンセラーをしていたころは
ほぼ100%といっていいほどに
親との関係を扱った。

実際にこんなふうに親と話をしてきてもらうこともした。
親がいない人、直接話せない人は、とことん親の立場になって想像してもらった。

親も一人の人間だと受け入れた瞬間に
自分の人生が始まるような気がしてならない。
ともすれば、それはとても怖いことで、もう誰のせいにもできない。
これが、精神的な自立というものなのだ。


親との話せるなんて、うらやましい限りだ。
私の両親は天国に住んでいる。
この世にいたら、聞きたいことが山ほどある。

親はいつかいなくなる。
ずっと生きてるもんだと思ってた。
私が死ぬまで生きてるくらいに思ってた。
ところが、いなくなるのです。
ある日、突然にその日はくる。

ほんとうに、突然に。

今度にしようなんて延ばさずに
この年末年始にぜひとも、親と話して。
酒のみながらでいいから( ^ω^ )


親との関係がいい人には、なんのこっちゃって記事だったと思う。
そう感じることも幸せだよね。

親から精神的な自立をすると
ビジネスも、恋も、パートナーシップも
驚くほどに好転します。
新しい年、みんなの夢が現実となりますように。
心から祈ってる。


 

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