ambisusという京都のラジオ番組を聴きました。第一回目に豫洲短板産業の森晋吾社長が登場。森社長は、日本熊森協会の活動を9年間自主的に続けてきた人で、地球環境問題に対する思いは本物だと思っています。


 豫洲短板産業はステンレスやチタンを国内の中間業者に在庫販売するという工業系ですが、森社長や森清市会長、関連会社の森隼人社長らは、日本とアジアの環境問題に当面の焦点を定め、一方で企業収益を上げながら、永続的な地球を共創するにはどうすればいいか、真剣に考え行動しておられる。


 日本のモノ造りの資質はプロジェクトXがそうだったように、世界に冠たるものがあります。しかし、今、世界のグローバル経済の競争の中で、中小のモノ造り会社の存在感が薄くなってきているように思われます。

 

 しかし、いくら栄養のある物を食べても、腸の中の微生物が働かなければ人間として生きていけないように、中小企業を元気にしなければ、結局日本は元気になれません。日本全体が栄養失調になるでしょう。

 

 森社長はそこに気が付き、中小企業が力を合わせて、まず地球環境に適応した技術の開発をして共に世に問うていくという、連帯の輪を創りはじめているわけです。そういうお話が、ラジオでありました。


 グローバル資本主義の特徴は力あるものの一人勝ちですが、生き残るための競争現場の中に、地球環境問題という公共的な問題意識をもつことは却って邪魔になるでしょう。しかし、永続的未来への志の行動なくして、現在の安寧も保証されない時代がやってきたように思われます。


 これからは「独創」ではなく「共創」の時代です。「共生」の時代です。

 

 一人ひとりが、組織よりも「人間」「健康」「共生き」を大切に、己の良心に問うて行動する、そういう時代に入りました。


 全ての人間は、「良心」という、かけがえのない心の芯を持っています。

 

 その良心のネットワークを、繋いでいきましょう。


 『未来共創新聞』はそのネットワークを繋ぐための「場」になります。