一度は耳にしたことがある緊急地震速報。テレビ、ラジオ、スマホなどから流れる通知音は、ちょっと不安や緊張感がありませんか?私も北海道胆振東部地震で最近耳にしましたが、深夜3時過ぎに発生した地震でしたが、私は偶然眠れずに起きていました

「深夜帯の緊急地震速報」は、物凄く恐怖に怯えますよ...




緊急地震速報通知はONにしましょう

「設定」画面から「通知」をタップし、スクロールすれば、通知設定が可能です。こちらは緊急時以外は鳴りませんし、万が一緊急地震速報などの通知が流れても、それはスマホ、携帯電話を持ってる方は全員鳴りますので、地下鉄、バスなど公共機関を利用中でも、問題はありません。速やかに通知を確認し、速やかに避難行動をするために知らせる重要な「通知」です




Jアラート(国民保護サイレン)

昨今、北朝鮮からの弾道ミサイル発射により2017年に発令された、「全国瞬時警報システム」

通勤、通学中に聞き慣れない通知が鳴りましたよね。あの時の通知音が「Jアラート」です。Jアラート発令は、ミサイルだけではなく津波などで発令する時もあります。最近では東日本大震災大津波警報で発令しています。


有事の際は...

1941年12月8日、大本営陸海軍部発表の臨時ニュースの際に流れた音もYouTubeで聴けたりしますが、やはりおぞましい感じの緊張感ある音でした。Jアラートは、緊急を要するための通知。

それは日本の領土が危機的状況を知らせるだけに、ある程度「不快感」ある通知なのでしょう

仮に北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本領土に着弾の恐れがある場合は、頑丈な建物に避難、地下鉄などに避難、物陰に身をかがめるなどの対策が必要。大津波警報の場合は、速やかに高台へ避難行動が必要。



住まいの地域の避難場所などを把握

地域に限らず、普段通勤や通学で通う道も把握する必要があります。沿岸部に近い場所なら、高台避難は難しい時もあります。自分が思っている以上に、津波の速さは勢いがあり、津波の高さは、あまり意味がない。何故ならば、津波の高さよりも、津波の速さが勢いをつけるので、直ぐに流されてしまいます

恐らく皆さんは津波の高さで、避難判断してると思いますが、これが命取りとなる場合がある。例え数十センチの高さでも、広範囲で津波は広がり、その津波が合流すれば、更に勢いを増します

津波は高さで判断するな!が、浜育ちの私は思ってます。更に沿岸部は高さある建物が少ないため、なるだけ山を目指して逃げる。今は東日本大震災の影響から、高台避難場所が設置されている地域も多くなりましたが、それでも全てではない。とにかく2階以上の建物避難が、生死を分ける



弾道ミサイル着弾の恐れがある場合

これだけは想像したくないのが、弾道ミサイル着弾です。それが核ならば、まさに日本の最大級の危機。北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、場所により短時間で着弾するとされています

平成28年2月7日北朝鮮西岸のトンチャンリから発射された弾道ミサイルは1.600㌔離れた沖縄県先島諸島上空を、約10分後に通過されている。極めて短時間での通過してる




日本に核シェルターはあるのか?

残念ながら日本には核シェルターはありません

スイス、イスラエルは100%、ノルウェーは98%、米国82%、ロシア78%、イギリス67%、シンガポール54%が核シェルターを保有率。たまたまこの保有率を見たら、日本も0.02%の記載を発見。

恐らくは、地下鉄などを示しているのか、個人の保有率かと思われます。この先、日本も核シェルター保有率は増加するかも知れません。しかし安くても600万円以上、大掛かりになると数千万円規模になると予想

(写真)米国製の核シェルター


緊急速報は...

緊急速報は、あらゆる事が想定され、それは命の危険が生じる場合もあります。幸いにも弾道ミサイルによる被害は今はありませんが、日本は地震に対しての被害は規模も大きく、様々な対策を講じても、災害規模は予測不可能。自然の猛威に人は無力です

しかし、少なくとも緊急速報は、誤差はあれど必ず発生していますので、安易に考えず冷静な判断と避難の必要性を知らせた場合は、津波なら河川や海には近づかない。緊急を要する避難行動を

津波警報でも避難するべきです。その判断が生死を分けます


今回の能登半島地震、YouTubeなどで地震発生の瞬間などを動画で視聴しましたが、震度7のパワーは人が立つことが不可能

激しく横に振られ、身体が一心不乱に揺れ、止めることができない動画もありました。また、山崩れ、家屋倒壊の瞬間など、それはほんの一瞬で破壊してます

聞こえるのは人々の「悲鳴と叫ぶ声」、これが如何に想像を絶する地震だったのか...


私も冒頭で話しましたが北海道胆振東部地震の深夜発生の地震の時は、自分の身体が支えきれませんでした。幸い家具などの倒壊は免れ、大きな支障はありませんでしたが、ブラックアウト(停電)で、被害情報を得ることに苦戦しました。私の地域は発生日の夕方に復旧しましたが、長い地域なら2~3日かかったのでは?

改めて、防災グッズを備蓄し、少なくとも懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、薬手帳のコピーなどは用意すべきだと判断し、リュックサックに備えました

備えあれば憂いなし、備えることに無駄はありませんので、皆さんもご家庭で、いま一度考えてみてください


災害時は、誰もが自分や家族で精一杯です