ラジオは青春

今から34年前の高校受験時、受験勉強をしながらラジオから流れる音楽を楽しんでいた。オールナイトニッポンも聴いたし、地元放送局のベストテン北海道も人気番組だったなぁ~と懐かしい時代。


今はスマホ一台で、全国のラジオ放送局が聴けたりしますが、我々の時代は、まだ携帯電話などは無く、ハガキで様々応募したりする時代だけに、時代変化を感じますね。


そんなAM放送局が一部放送休止になるネット記事を見つけて、北海道は該当する放送局はありませんでしたが、地域のラジオ放送局を聴いて育った方々には寂しい気持ちになりますね…



ラジオは災害時特化する

日本のラジオ文化は、良い時も悪い時も安定した情報を得られるのが特徴的で、「太平洋戦争開戦」「戦況情報」「玉音放送」など、一時代の背景と共に歴史が刻まれている。

また震災など、ライフラインが止まっても、ラジオと電池さえあれば、どの場所に居ても情報を聴けるのも強み。

常に時代に寄り添え続けたラジオ。いつかは日本のラジオ放送局は消滅するかもしれない。但しNHKを除いてだと思う。


1925年3月22日日本ラジオ放送

日本初のラジオ放送局は今のNHKです。歴史の中にNHKありと毎回私は思います。1925年当時のラジオ放送番組は、堅苦しい番組で、娯楽的な番組も無いですね。


1927年8月にラジオで初のスポーツ中継。それが全国中等学校優勝野球大会で、今で言う高校野球甲子園ですね。1931年にはラジオ聴取契約者は100万人を突破。1939年頃にはラジオの普及もあり、音楽、演芸、スポーツ中継、ラジオドラマが増えたようです。
しかし1941年太平洋戦争開戦により、放送は一変しプロパガンダ番組が一気に増えた背景もある。結果的に終戦まで続いたようです。しかしAMラジオ放送局は減少しているが、FMラジオに転換してる放送局もあるだけに、今すぐラジオ放送局が消滅する訳でもないが、いずれはラジオ文化も、時代に飲まれて衰退する時が訪れる。それは、私が生きているうちなのか?亡き後なのかは分からない。