DAZNの配信サービス値上げ問題

今の時代、様々な用途でネット視聴する背景にある。国内リーグ全試合のJリーグもJ3は配信対象外、さらに日本代表戦の放映権もDAZNが支配している。現在アジアカップ開催中だが、地上波放送はなく、DAZNに加入しなければ視聴不可能。

国を代表する国際試合などが見れないとなると、些か疑問にさえ感じてしまう。またDAZNはプロ野球、ゴルフ、テニス、モータースポーツ、総合格闘技など、各種のスポーツも配信されている。




問題は深刻だ

年間、月間登録料金が、2019年から値上がりしているDAZN。


【DAZN料金】

・サービス開始時「1.890円」

・2019年3月「1.925円」

・2020年2月「3.000円」

・2023年2月「3.700円」

・2024年2月「4.200円」


サービス開始時から、2.310円も値上がりしている。日本は物価高傾向にあるものの、賃金の値上げはほとんどない。そんな中で、生活困窮者も増加し、正直DAZNの値上がりには抵抗感を抱くのが普通。更にDAZN視聴となれば、通信料などもかかり、実際は高く付くのだ。有料化するのは構わないが、生活水準に合わないコンテンツは、価格上昇するにつれて、登録者は減少するはず。

家庭を圧迫するコンテンツに手を出すことを避けて、地上波放送、無料コンテンツで楽しむ、または低価格で視聴可能なコンテンツを選択するでしょう。




スポーツがネット視聴になれば子供の夢は失われる可能性がある

誰しも家庭円満で裕福とは限らない。生活するだけでも精一杯、でも、ある程度の水準は保ちたい。お子様がいる家庭なら、せめて地上波放送でスポーツを見せてあげたいと思うのが普通。

それが日本代表サッカーは見れない、プロ野球も見れない、スポーツ全般が見れないとなれば、小さな子供が将来描く夢を失いかねない危機的な問題に直面する。プロスポーツを沢山見て将来の夢を描くのが子供たち。こんな無様な状態でスポーツを独占するコンテンツに未来はない。逆に呆れるだけだ。




DAZN廃止で地上波の充実化を

企業側の金儲けDAZN。たまにしか地上波放送しない試合の方が全然マシだ。もちろん配信には、色んな権利が発生するのは理解しているが、あまりにも価格上昇はDAZNの暴挙。それならいっその事、DAZNは廃止するべきだ。ネット環境も不安定だし、地上波放送なら安心して試合中継を見れる。またBSでもJリーグも見れる時があるし、私は問題ない。また地方のJリーグなら、地元放送局が中継することもある。全試合を見ることは不可能だけど、たまに見れるとワクワクするのが良い。




欧州サッカーならWOWOWで

WOWOWなら視聴料金もお手頃で、更に映画をまとめて見れたり、たまにアニメ映画を一挙放送など楽しめる。もちろんWOWOWで欧州サッカーも見れるので、スペインのクラシコなんかは盛り上がる。トータル的なコンテンツがあるので、国内のスポーツは見れませんが、24時間常に放送している。(メンテナンス時は放送中止)定期的に電波状況を確認したりと、通信不具合は全然ない。

私も約6年間契約視聴してましたが、WOWOWから届く放送特集雑誌で見たい番組が探せるし、懐かしい映画も。




今後、地上波からスポーツは消滅する

ネット社会の影響は、地上波放送局にも影響が増えてくる。サッカーなら代表戦、W杯放送は視聴率の花形だ。プロ野球も地元放送局なら試合を地上波で放送するが、他球団を応援する人には、やはりネット視聴が続く。しかし、地上波放送からスポーツが消滅したら、日本スポーツにも影響を及ぼす。いわゆるファン離れが増加する。逆に大相撲、マラソン、駅伝などが人気スポーツになり得る。ファン離れを加速させるネットスポーツ視聴、残念だが、DAZNが更に値上がりするようだと、Jリーグ及び配信対象スポーツは不人気になるでしょう。それでも視聴する方は、ガチファンの方々ですが、ガチファンは基本試合会場にいるよね(笑)


DAZNは視聴差別と言われかねない

日本もNHK視聴する際は、「受信料」が義務付けしているが、こちらも大変大きな問題化している状態。

もし日本のテレビが全局有料化となれば、テレビ購入者は激減し、また製造会社は生産が減るのは明らかだ。


最終的に、テレビダメ、ネットダメなら

最後の秘密兵器はラジオですね

ラジオは災害時にも強いし、無敵なのかも知れない

令和の今、昭和にタイムスリップ現象となるかもね