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ホンダ、パイオニアに出資へ 数十億円規模
4月23日10時28分配信 産経新聞
ホンダが、経営再建中のパイオニアを支援するため出資を検討していることが23日、明らかになった。パイオニアは取引関係のある自動車メーカーなどに出資を要請していた。出資額は数十億円規模で、出資比率は5%程度になるもようだ。月内の合意を目指す。
パイオニアは、薄型テレビからの撤退や人員削減などを進めており、カーナビゲーションシステムなど車載機器を中核に再建を目指す。公的資金を活用した一般企業への資本注入制度を活用する方針。取引先からも出資を受け、再建のスピードアップを狙う。 ホンダは、パイオニアとは資本関係はないが、カーナビシステムを年間約1000億円規模で購入している。パイオニアはアルパイン、三菱電機に次ぐ3番目のサプライヤーで、破(は)綻(たん)した場合、調達面で影響が大きいと判断した。 今後の自動車開発では、燃費や安全面での性能向上に、カーナビを活用した情報化が重要視されている。ホンダは、パイオニアとの資本提携を機に、次世代カーナビの共同開発などにも関係を広げていく意向だ。 パイオニアは22日に成立した改正産業再生法に基づく資本注入制度を活用し、300億円規模の増資を実施する方針。ただ、制度適用には、3年後の企業価値の向上など経営再建を確実に実施する計画の策定が求められ、自動車メーカーとの提携を模索していた。 |