皆さん、こんにちは。アベイラブルスペシャリストの逝くメンです。
今回は、特別企画として、アベイラブルに関わる様々な疑問を、質問形式でお答えします！
コンサル業界に入り、10年以上のキャリアを持ち、いつのまにか管理職となり、それでもアベイラブルというパラダイスに魅了されてやまない、私だからこそ言えちゃう特別企画だよ！
ヒャッホウ！では行くぜェ！！ウヒョー！！
質問A
アベイラブルってそもそも、なんなんですか？
回答A
あー、これはね。確かに、いきなりアベイラブルって言われても何なの？って感じですよね。
アベイラブルっていうのはね、一言でいえば「プータロー」です。働いてない人です。
要するにね、社会人ってのはみんな働いてるわけですよ、朝から晩までね。御愁傷様です。
でもね、アベイラブルは違う。アベイラブルの人はね、まず会社に行くわけ。そしたらね、その日は何もないわけ。もう、9時に出社して、18時の定時まで、何もないわけ。すごいでしょ？信じられないでしょ？なんで、そんな制度があるんだって思うでしょ？でもね、あるんだな、これが。それがアベイラブル。
質問B
アベイラブルという制度は、なんであるんですか？
回答B
まぁ、これも当然の疑問だよね。信じられないよね、なぜそんな暴挙が許されるのかね。
でもね、考えてほしいんだよ。プロジェクトってのはものすごくたくさんあって、いつも人を募集してたりするわけ。
だから、「やばい、だれか人を追加しないと！」みたいな時に、ちゃんと人員を配置できるように、ある程度の余裕がないといけないんだよね、人員計画としてはさ。
いい例えかどうかはわからないけれど、たとえば、医者の集団があったとしてさ、
全員が全員、病院とかでいろんな仕事ばっかりしてたら、緊急のときとかに対応できないじゃん？
だから、一定数のプータローみたいな医者をどっかに集めていたら、非常時に役に立つじゃん？
あそこの病院に人が足りないよ、とか言われたら、すぐに行けるじゃん？まぁ、あまりたくさんいても問題だけれど。
指標としては、だいたい、1％くらいは、そういうプータローがいたほうが、人員計画では健全なんだよ。要するに、10000人の会社だったら、最低でも100人くらいは、プータローがいたほうがいいんだよね。
だから、アベイラブルが一定数いるっていうのは割と計画的なところもあって、コンサルタントがみんなプロジェクトに入っちゃったら、むしろ不健全だから、そういう場合は、とにかく人を採用して、ちゃんとアベイラブルは確保しないといけないんだよ。
なんていうか、そんな感じだね。まぁ、単純に、使えないやつだからアベイラブルになってるってパターンもあるけれど。
質問C
アベイラブルって、楽しいんですか？
回答C
ああ、これはね、人によるね。やっぱり、プータローだから、いいことばかりじゃないんだよ。
はっきり言って、アベイラブルの期間が長いと、人事評価とかは悪くなるし、社内の評判も悪くなるよね。
「こいつ、いつもアベイラブルだな」ってなると、プロジェクトの人も、自分のプロジェクトに呼びたくないよね。
なんていうか、とんでもない地雷物件なんじゃないか？って思われちゃうよね。あと、単純に毎日ずっとやることがないから、俺は会社に必要とされてないんじゃないか？みたいな気持ちになるよね。
入社歴の浅い人だと、わりとそういうストレスは感じるかもしれないね。まぁ、私みたいなベテランはそんなことないけれど。
でもまぁ、アベイラブルは楽しいと思うよ、個人的には。だって、出社してるのに何もやることがないんだぜ？すごくね？
はっきり言って信じられないよね。パラダイスだよ、まじで。アメイジングだよね。びっくりだよ。難しいことなんて考えないで、みんなもっとアベイラブルを楽しまないといけないよね。オウイェイ！！
質問D
おすすめのアベイラブル期間の過ごし方を教えてください
回答D
ふむ、なるほどね。この質問は多いよね。みんな真面目だよね。すごいと思う。おじさんはみんなを誇らしく思う。でもね、やっぱり、アベイラブルの醍醐味はそれじゃ味わえない。答えは「何もしない」だと思う。
厳密には、アベイラブル期間は、自己研鑽しろってことになってるから、研修とか、勉強したりして過ごさないといけない。
Web研修だって、履歴が全部残って、ちゃんと研修してないと、人事から懲戒くらうとか脅される。でもね、はっきり言うよ。別に、何もやらなくても、何も言われないから。
ぶっちゃけ、人事だってそんなに暇じゃないし、アベイラブルのやつらをいちいちチェックする気もないんだよ。
だから、常に離席してるとか、そういうわかりやすい不正を働かない限りは、懲戒なんてくらわない。10年以上もアベイラブルを満喫している私が言うんだから間違いない。研修なんてやらなくていい。
まぁ、でも真面目に研修を受けたり、勉強することも別に悪くはないよ。悪くないっていうか、本当は称賛されるべき。
でもまぁ、私はそんなことしないよ。だってアベイラブルなんだぜ？パラダイスなんだぜ？
君たちは、旅行でハワイに行くときとかにでも、勉強道具を持っていくのか？いかねえだろ？それと同じだよ。
質問E
アベイラブルって、社内失業状態ですよね。生きていて恥ずかしくならないんですか？
回答E
ああ、これはね、よく言われる。このゴミくずがみたいに言われる。
でもね、はっきり言って、私は恥ずかしくない。っていうか、恥ずかしいと感じる人間なら、アベイラブルに向いてない。そういう意味では、長期のアベイラブルになっても精神的に問題ないってのは、ある意味では才能なのかもしれない。
まぁ、考え方としては、ニートとか、そういう人たちと同じなんだと思う。俺の人生だから、俺の自由じゃね？みたいな。
だって、少なくともニートと違って、アベイラブルは、永久には続けられない。アベイラブル期間が長いと人事評価が悪くなり、人事評価が悪いと、外資コンサルは普通にクビになる。そういう意味で、アベイラブルは自己責任だ。
だから、アベイラブルになっている人の大半は、自分の意志とは裏腹にアベイラブルになっているのであって、プロジェクトアサインを巧みに断りながらアベイラブルをいかに長期間続けられるか、チャレンジしているクレイジーなやつは、
この会社では私しかいないのかもしれない。調べたことがないからよくわからないけれど。
だから、正常な普通の社員は、アベイラブルであることを恥じているかもしれないから、質問のようなセリフは言わないであげてね。
傷ついちゃうかもしれないから。私は傷つかないけれど。なんていうかそんな感じ。
今日は、五つの質問に答えたよ。なんていうか、五つってちょうどいい長さだね。
もし、アベイラブルに関する質問があれば、どしどし応募しているぜ！クレイジーなアベイラブルスペシャリスト、逝くメンがなんでも答えちゃうぜ！ウヒョー！！
