ちょっと疲れた日の箸休め、あるいは時間潰しに。

ごく短い文量の雑誌連載のまとめ本。

 

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読み物としてすごくオモシロイですよ!

インタビュアー吉田豪さんがあくまで軸で、いろんなインタビューの思い出を語る。

毎回、インタビューの中のちょっとした面白エピソードが折り込まれる。

 

どんな小さなコラムでも、期待して目を通した読者に対して、

必ずちょっとした「お土産」を持たせる。

読んでよかったな、と思わせる。

吉田豪さんが「プロインタビュアー」と呼ばれるのはそういうところでしょうね。

 

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インタビューは、聞くのが仕事という印象があるけど。

実際はその後の校正のやりとり(書いていいか、NGか)が5〜6割の勝負という印象。

これ、言われてみればですがけっこう新鮮でした。

 

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インタビュー力を上げたい人にもけっこうおすすめ。

ただし、中身は「まっとうなことを、サービス精神を持ったプロのライターとして、まっとうにやる」に尽きる。新奇なテクはほぼないので、気持ちをただす本としてどうぞ。

 

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吉田豪さん、「面白そうだけど正直怪しい人の取材が多いし、いきなり濃すぎるインタビュー集を読むのもチョッと……」という興味レベルの方、特におすすめ。

怪しい人のエピソードも多いですが、軽めにちょっとずつオモシロ小話がはいっていて、試食にすごくいいです。