オーディブルにて耳読。

ちょっと「潜在能力が目覚める」は大きなタイトルだけれど、

ブレインロックというキーワードでざっくばらんにいろいろ語られていて、面白く聴いた。

 

何より素晴らしいのはオーディブルの聴き放題のタイトルとして

通常発売の1週間ほど後に追加されたこと。

内容も「耳読」向けの硬さに調整されていて、耳読推進派の勝間さんとしては、

聴く読書をより身近に感じてほしいという意図もあって書かれたのではないかと拝察。

 

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以下、特によかったところ。

 

・水戸黄門と公正世界仮説

→水戸黄門は、お金持ちがなんとなく悪役で成敗されがち。また、悪いことをした人が必ず最後に成敗される。これだってブレインロックである。世の中公正であると思ってしまう「公正世界仮説」。文中で水戸黄門をそんなにクサしてはいないけれど、思わず笑ってしまう。20〜30年前だったら「日本人の大事な正義感ややさしさの象徴をそんなふうに語るな!」みたいな人もいたんじゃないかな(笑)。

 

・会社員の顧客は直属上司のみ

→この見方はとても面白い。会社の中では、「お客さまの顔をしっかりイメージして」なんていう言い方がよく聞かれるけど、自分の仕事を評価するのは実際問題、直属の上司だよね。一般顧客が支持する考えを持っていても、直属上司が評価しなければダメ。至言だと思う。

 

・プリンシパルエージェント問題

→タレブの「身銭を切れ」にも出てきたし、「金持ち父さん、貧乏父さん」にも書いてあった。つまるところ、銀行や保険会社の担当者は結局のところ直接、あなたのお金に責任を負わないんだから、

彼ら自身のお金について判断するときにはテキトーになりますよ、と言う話。きちんと自分で勉強しないとね。

 

・仕組債

→専門家から見ればぼったくりとしか思えないような商品。しかし、普通に大手銀行の窓口で販売されている不思議。でも、世の中本当にこういうものって多いよね。みんな当たり前に買ってるけど、大丈夫? みたいなもの。金融商品に限らず、ある程度お金を払うものについては、しっかり自分自身にリテラシーがないとね。

 

・転職のリスクはある。転職活動にリスクはない。

今の職場に致命的な不満はないけれど、実はそういう時こそ「転職活動」の仕掛け時なのではないかと思う。不満を抱えながらの活動は辛いからね。視野を広く持とう。