味の濃い本2冊。
餃子とビールよろしくのマリアージュだ! かはー。
『選ばれる女におなりなさい』デヴィ夫人;80点
『本物のお金持ちと結婚するルール』堀江貴文;70点
デヴィ夫人は励まし路線。ホリエモンはいつもの露悪芸。
プリン体たっぷりだけど喉越しさわやかなデヴィさんに+10点です。
面白いのは堀江。
あ、大前提ですが。タイトルで「ダメだこりゃ」っていう人にとっては、
予想を裏切らず「超ダメ」な本なので、以下の私の感想も含めスルー推奨です。
面白半分で読める余裕があるなら、極端で面白いですヨ!
+++
共通していたこと。
・浮気は許すもんだ。
・金持ちは弱ってる時に落とせ
・大事なのは「女っぽさ」(可愛さ)。”弱い知らないできない“。
・フットワーク軽く出向け、出会え。チャンスを広げろ
〉ここは勝間さんとも共通するのよ。よっぽど真理なんでしょう。
どっちも男性が極端に強い非対称婚がテーマ。
極端なものは本として面白いし、長短の炙り出しがシンプルだからいいよね。
デヴィ
英語フランス語すごい勉強してる。基礎勉強の後は実地に飛び込む。王道。
案外スカルノさんの妻だった時期って短いのね(10年ないぐらい?)
「ワクワクする方にチャレンジしなさい」
↑自己啓発本の決まり文句ですが、このへん常識的で妙にいいんだよな
キラーフレーズは。
・大事なのは「女っぽさ」(可愛さ)。弱い知らないできない。『装えばいいのです』
デヴィ夫人って実は能力的にも最強なんですが(頭いいのよやっぱり。語学ですね)、
この本の前半で“能力高い話”が語られた後の、弱い知らないできないを装うってのはスゴいな。ルックスという”女っぽさ適正“が高かったのもあるでしょうが。“できる”、魅力、“できない“魅力、どっちかでもそれなりにサクセスしたでしょーに、両方やろうっていうのは豪快でいいですよ。
今の世の中に、私たちの知らないどこかに。現代もこのテの人っているんだろうけれど、出てくることにメリットがないんだろうな。出てきて一種の(あくまで、一種の! ね!)正論吐いてくれるのは貴重じゃないの。そりゃ本売れるよ。
バアさんには、バアさんになったから言えることがあるよな。
生存は、価値の証明なのだ。タレブも言ってた。
あと、この人の文章、物言い、ところどころ愛嬌がある。
実はかなり頭の切れる人なんだけど
「人間なんて世の中なんかわかんないバカなのよ、楽しんだ方がいいじゃな〜い」みたいな、謙虚さがあるんだよな。味のある人だ。
堀江
・お金持ちと結婚するって幸せだと思ってる人のために、ホントのこと”忠告“するよ
〉上手い。男の立場でこの本を書くことを、「販売可能な倫理観」におとしこむ。
・稼ぐ男は自由でいたい。忙しい。「仕事の肥やし」になる覚悟でどうぞ。
・お金持ちの男は美味いメシ食べ慣れてるから料理意味ない。
・使用人とか雇えるから掃除洗濯意味ない。
・でもマッサージは一人でできないから身につけろ
・とにかくセックス。
大体こんな内容。面白いです。
あと、この本を読むと「ホリエモンが嫌いな下着の色」とか、「ホリエモンが男性とチョメチョメした時の感想」を知ることができます。
そこなんだよ。
この人は芸人で言えば、割とすぐ脱いじゃうエガちゃんみたいなタイプで、
非常にサービス精神旺盛。本買ってくれた人には、ちゃんと噂話のタネを土産に持たせる。プロだよな。
《金持ちの男の浮気にYES、は、現代に一夫多妻制が存在する証左》
でも、じゃあ一夫多妻制なんで禁止かっていうと……
(だって強い男の子孫が残る方が良いじゃん)
結婚の組み合わせ数を増やして弱者(パンピー)でも子供を作れるようにし、
オスにいろいろやる気を出させて
出生という「じゃんけん」の回数を増やす方が
トータルで人類の得になる。揉め事とかも減るし。
ってことなんでしょうな。
どうせ強者は一夫多妻を実質的に維持するし。
《夫婦関係の対称性はどこまで求めるべきか》
1対1の人間関係が完全イーブンであることなんて滅多にないわけで、イーブンを目指す(目標が高すぎる)ことから破綻が始まるんじゃねえか? と。ここまで極端でないにせよ、対称性にこだわりすぎるのは考えモンかもしれないですね。
小金と野心はあるけれど、だれか言い寄ってこないかねー。たはー。