知人に招待されてお茶席に参加してきました。
五島美術館の中にある茶室。
とても贅沢な空間です。
五島美術館は大井町線上野毛駅、
閑静な住宅街にある美術館。
どこのお宅も立派なので美術館に向かうまでの道も
ちょっとした観光気分でした。
お茶の席は人生で3、4回目。
毎回そのお作法に、どぎまぎしますが、主催者のご配慮で
とても楽しい時間を過ごせました。
点心・・・。季節を盛り込んだ具材を使ったお弁当。
とても上品で、一品一品どれもおいしかったです。
銀閣寺の哲学の道ほとりに仕出し専門店として店を構えているこちら
東京、高輪にあるそうで、今度行ってみたいです。
窓の外にいるのがお師匠さん
お師匠さんがカメラをもってお茶会の席をのぞいては
ちょっとしたお話をしてくださるのですが。
その中で、「美しい所作はすべてにつながっていて
例えば、料理人の美しい所作は、美味しい料理につながる。
僕は料理人本人の表情をみるというよりは
その所作にやはり目が行ってしまいます。
特に日本料理ですが・・・。」
そんな話をききながら、シェフである夫の美しい包丁さばき
(とくに千切りをしている姿がすきなのですが)
と美しくて繊細で、美味しい料理を思い浮かべていました。
料理にかぎらず、美しい所作は、内面にも通じそうですね。
貴重なお茶席に参加でき、こころがあらわれた一日でした。
以下は公式サイト五島美術館・沿革より抜粋。
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美術館設立の構想は、東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太(ごとうけいた 1882-1959)によるものです。
慶太翁は鉄道事業のかたわら、半生をかけて古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を蒐集しました。
自らの所蔵品を広く公開する美術館の設立は慶太翁の宿願であり、
精力的にその準備を進めていきましたが、開館を目前にして完成した姿を目にすることなく世を去りました。
この美術館設立を機に、東京都目黒区にあった大東急記念文庫が五島美術館の建物内に移転しました。
同文庫は昭和23年(1948)に当時の東京急行電鉄株式会社を東京急行電鉄・京浜急行電鉄・京王帝都電鉄・小田急電鉄・東横百貨店の五社に分離・再編成する記念事業として企図され、昭和24年(1949)4月20日に開庫したもので、
慶太翁が一括購入した久原文庫と井上通泰氏の蔵書を発足時の根幹としています。
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