昨夜は友達に誘われてメーカーズディナーへ伺いました。仕入先でもあるヴィナイオータさんのイベント。

 

生産者の一人エミーリオさん80歳。ピエモンテのワイナリーで、ご夫婦二人で2ヘクタールの畑で年間約1万本をほぼ手作業でつくっているそうです。今回は、生まれて初めての飛行機、そして来日。生産しているワインの半分が日本ということなので、日本にファンが多いんですね。

 

とてもシャイな方なので「僕が話さなくてもワインが語ってくれます」と。

沢山のファンに囲まれ、大きな瞳から涙があふれている姿を目にして、言葉の壁を越え、人柄やワインへの思いが伝わり心が打たれました。

 

私は、飲んでみて、おいしーな~と思ったワインがナチュラルワインだったらより良いよな~。という考え方なので色々こだわりなくすすめられたワインは飲みます。参加者のほとんどの方が「自然ワイン派?」の方で最初は少しアウェイ感もありましたが、自然派であろうがなかろうが、生産者の想いに共感できる点では、そんなカテゴリーはそもそも関係ないんだよな~とぼんやりと想いをめぐらせました。

 

土地の歴史を感じ、想像し思いがふくらむという点はワインの面白さの一つだな~という事も改めて感じ、良い機会に誘ってもらい友達には感謝感謝でした。

 

 

 

 


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