カップル喫茶にきたものの、いまだ、大部屋にいるお客さんは、私とケイくん、おじさまとおばさまのカップルのみ。




ガーベラガーベラガーベラ


私の好みはよく分かってくれているケイ君は、現在の唯一の交換候補であって、都の中で「ナシ」認定なのは聞かずとも百も承知です。



「こんにちは」

最初に挨拶だけであとは話しかけられないよう2人の世界を決め込んでくれました。



しばらくするとお二人は二人で楽しむべく奥のプレイルームへ向かっていきました。



ほっ。







しばらくすると今度は、さっき奥で2人でゴロゴロしていた先客のカップルが大部屋に戻ってきました。



目のパッチリした感じのいい女の子と

熊さんみたいな大柄の男性のカップルです。



熊さんも都の対象外です。

好みうるさいのはカップル喫茶向いてない説は自分でもよく分かってます…



熊さんNGも聞かずとも分かってくれているケイ君。

ただ、もうだいぶ暇だったので、そのカップルとお話することにしました。



こちらは、私たちのような遊び仲間カップルではなく、リアルカップルでしっかりお付き合いされているとのことでした。



彼の方がNTR癖がありスワッピングが好きで、ノーマルだった彼女もその世界にお付き合いしているそう。



「それイヤじゃなかったですか?」

とシンプルに疑問に思って聞いてみました。



「付き合う前からその癖は知ってたから、付き合うときはいつか自分もするのかなって覚悟はしてました。実際してみてどうかは…よく分からないです。いつも必死で苦笑」



彼氏が他の女とするのを真横で見る気持ちはマイナスの想像しかできません。

もしくは、他の男とするのもいいね!と心の中では思っているのかもしれませんが、いずれにせよ、彼氏に配慮した奥ゆかしい応答をする彼女はとても可愛かったです。



でも、そうか、リアル彼氏なのか。したくないと思って申し訳ないな。でも好みの問題だからしょうがないよね。

ともこっそり思いました。







続きます。