プレイが終わり、
さっと着替えてお店のご飯をいただいて
さっさとお暇をした。
「どうだった?痛いとこない?」
「気持ちよかった…。
でも、周りの人が…会話とか気になった」
「人前でも気持ち良さそうだったけどね。
その恥ずかしがるところが可愛くて虐めたい。」
ぎゅっと組んでいた腕と繋いでいた手に力を込める。
「二人でもう1縛(いちばく)しようか」
あぁ、これだ、星占いで書いてあった
空気に流されるやつ。
でも、今日は流されたい。
さっきお尻と脚の間を叩かれて
私のショーツの中には欲望も溜まっている。
このちょっとどうでもよくて、
優しいあの人が苦手だと言っていたこの人に
単に性の対象として弄ばれたい。
自分で自分の心を大切にしたかったから
私の身体は大切に扱わないでほしかった。
自ら進んで流されちゃうよ。