うなされて目が醒めた。
どうしたんだ、私。
秋元康から、AKB48に加入することを強要される。
頑なに固辞するが、もはや決まってしまった、覚悟を決めろ、と脅される。
リハ当日、メンバーは、あのチェックのプリーツのミニスカートをはかなければいけない事を知る。
そんなもの、当然持ってない(つーか、支給じゃないのかよ)
リハを抜け出して、こっそりミニスカートを借りに旅に出る。
何故かタカアンドトシが助さん格さんのように同行する。
幾多の山越え谷越えて、何故かサービスエリアを回り、ミニスカートを探し続ける。
しかし、ミニスカートなどどこにも無いし、貸してくれる人もいない。
諦めかけていたその時、モデルの水原希子に声を掛けられる。
今、わたしのはいてるやつ貸してあげるよ~と、その場で脱ぎ、生暖かいスカートを差し出される。
そのウエストの細さたるや 、50センチくらいしか無いんじゃないの?
いや~無理だから、入らないからと断るも、まあまあはいてみ、はいてみ、と勧められ、渋々ながらはいてみたら…
入った!
それをはいて、リハ会場に戻る。
もう既に、他のメンバーはステージに上がってリハを始めていた。
私は曲も知らんしな~、と、楽譜を見ながらふてくされて客席で座っていたら、秋元康が来て、早くステージに上がりやがれと言った。
ミニスカはスースーするので下にジャージを履いていて、それも注意されたが無視した。
曲も知らないので、一番後ろの死角を探して立ち、ふっ、と隣のメンバーのスカートを見たら、実はチェックではなく、チェックのように正確に配置されたさかなクンの柄で有ることが判明した。
ふざけんなよ~特注じゃねえかよ支給しろよ~と思いつつ、遠目には分からんからこのままでいこうと思う。
ふと、全体を見渡すと、AKBメンバーはオバサンだらけになっていて、センターはガキの使いのキスおばさんになっていた。
このセンターを決めるのに総選挙は有ったのか?とか、次の総選挙にあのキスおばさんには負けたくない、とか、不毛な事を色々考えていたら、朝になった…
ヒドく乙枯のようです。
合掌、チーン(-人-)