騎「では勇者。旅の準備はできたか?
何?操作方法がわからない?…全く。
そこにいる執事に聞くといい。
誰かに話しかける時は、相手に向かって
ボタンだ。」
勇「誰に話しかけてんだよ。」
騎「何をわけわからないことを。勇者はお前しかいないだろう。」
勇「ツッコミどころ満載だな、オイ。
ボタンって何だよ。
俺に話してんなら俺の方向いて喋れよ!
どこ向いてんだよ!」
騎「プレイヤー様の方を向いている。」
勇「もうお前黙れよ。」
~執事の方を向いて
ボタン~
執「お呼びでしょうか、勇者様。」
勇「お前がカメラ目線なのにはもうツッコまねぇ。
剣の使い方を教えて欲しい。(つーか何でいんだよ…)」
執「かしこまりました。
バトル画面の見方は次の様に、
左上のゲージがプレイヤーの体力/魔力、
その下のゲージが貴方の仲間の体力です。」
勇「剣の使い方聞いてんだけど…。」
執「剣での攻撃は
ボタン 又は
ボタンです。
ボタンでの通常攻撃中に
ボタン 又は
ボタンでコンボ技が決められます。」
勇「うん、わかった。とりあえず斬る!」
執「バトル画面での説明は以上になります。」
勇「お前スルースキルはんぱねぇ…。」
執「? 何か他にも質問がございますか?」
勇「ねぇよ。お前の言ってること意味不明だし!
三割も理解できねぇ…。」
執「…。 一割御理解頂ければ十分かと…」
勇「…。 (今始めてコイツに同情したよ)
お前の存在、空気だな (笑)」
城へ帰る執事に手を振っていると ←
フキゲンそうな顔をしたお兄さんが歩いてきた。
?「てめぇ、誰がフキゲンそうな顔だ。
オイ、コラ 人を指さすなと教わらなかったのか!!
相手の目を見て話を聴くッ!」
歩いてきたのは「オカン」…基、騎士。
ナイトらしからぬその言動の数々-
勇「勇者の運命はいかに!!」←カメラ目線
騎「私がツッコむと思うなよ。騎士道?
何ソレ、美味いのか?」
勇「アンタ、友達いねぇだろう。」
騎「……。」
勇「図星∑!?」
騎「っ、ウルサイ/// そんな下らん話をしに来た訳ではない。
お前の友人の…ことだ。」
勇者は「騎士の弱み」を手に入れた!
勇者はレベル2になった!!
・攻撃呪文「トモダチ」を覚えた!
勇「それで?俺の友人がどーしたって?
アイツなら此処に…って、アレ?
(友人が…いなかった∑(゜д゜;) )←今更」
騎「アイツなら…“勇者を全面的にサポートするぜ!”
とかなんとか言って先に行ったが…」
勇「いや、止めろよ。何しに行ったんだ、アイツ…。
てか、アイツ戦えたっけ?」
騎「……いや、武器も持ってないな。」
勇・騎「「……。マズくね(ないか)?」」
2人が顔を見合わせたその時!
?「ジ~ザスッ!!!」←
勇「…あ、断末魔の叫びが聞こえる。」
騎「現実逃避は良くないな。友人だろ?
勇者らしく、助けに行こうか・」
勇「初めてだな、騎士らしい台詞。驚いた。」
騎「真顔で言うな。」
こうして2人は悲鳴(?)の元へ
勇「無事かっ!?」
友「勇者っ!助けに来てくれたんだな!」
勇「…えっ、あ、まぁ…うん。」
友「何その煮えきらない返答!」
悲鳴の主は(やはりというか案の定)勇者の友人だった。
友「そこに魔物がいてさっ!ちっこいやつ!
びっくりして
ボタン押したら、手から火の玉でてきてさぁ、なんか倒せたぜっ!!」
勇「だから”しかくボタン”って何だよ…。」
騎「成る程、お前は魔術師か。」
勇「え!?じゃぁ世界征服できんじゃん!」
騎・友「「どうしてそうなった!?」」
友人と騎士のシンクロLv.が上がった!
勇「まぁ征服は後回しだ。ところで、お前が倒した魔物って、コイツのことか?」
<巨大なトカゲ(仮)を指さす>
友「ん?あぁ、それそれ、そのちっさいやつ…」
<巨大なトカゲ(仮)と目が合う>
→そらす。
そして二度見する。
~巨大なトカゲ(仮)が襲いかかってきた!~
勇「えっ!ちょっ、お前が倒したやつって、コイツの子供かなんかだったんじゃねぇの!?」
友「な、ウソっ!貴女はお母様!?」
騎「くっ、まずい、来るぞ!!」
勇「あ、俺、初陣だ~。てかお前、火出せたんだからアイツ倒せよ。
信じてる!!」
友「お前勇者だろぉ~!!むしろ疑えっ!」
騎「くそっ、このままでは…ここは私がっ!!」
勇・友「「騎士っ」」
騎「トカゲ風情が…
”クローゼットの角に足の小指をぶつけた時の強烈に襲い来る悶える程の激痛”
を味わうがいい!!
<<弱者の嘆き>>!!」
友「す、すごいしょっぺぇ技だっ」
勇「技名、まともなのにな…柄で小指(?)ド突いただけじゃん;」
トカゲ(仮)「ギィヤアァアァ!!!」
勇・友「「効いてるし…」」
騎「たっ、倒した…。私が一番びっくりだ。」
友「見てる俺達もまるで戦った様な気分だよ。」
勇「まぁ、倒したんだし、いいじゃん。皆無事だし。」
友「そだな。うっしゃ、次の町へレッツゴー!!」
かくして、一行は休養の為街へ。
・勇者はレベル3になった!
・騎士はレベル2になった!
「弱者の嘆き」を覚えた。
・友人はレベル2になった!
「ファイアボール」を覚えた。
勇「なぁなぁ、あと何分で次の町に着く?」
騎「…まぁ、だいたい240分位じゃないか?」
勇「239分59秒、58、57、56、55…」
友「気が遠くなるわっ!!」
勇者のカウントが羊を数えるものに変わってしまう頃、
一行の目前には倒れている謎の人物が…。
?「き、君達旅人かい?頼む。み、水を…」
騎「水が1滴、水が2滴、水が3滴…」
?「話聞く気ないだろう、君達…。」
騎「水が9滴…1滴足りなあ゛ぁ゛あ゛ぁ゛い゛!」
バシャーン!
?「今君が盛大にこぼしてるよ!!!
全然足りてるじゃないか!」
騎「ハッ!今一瞬何かが俺の体の中に…」
友「霊にとりつかれていたようじゃな。わしが払ってやったわい。」
?「君も十分とりつかれてるよ…
(全く何なんだこいつら…僕は勇者の一行を探さないといけないのに!)」
勇「えっ、勇者!?」
?「読心術だとっ∑!?」
勇「いや、読唇術。お前ブツブツ喋ってたし。」
?「なんだ、そんなことか。」
友「いやいや、読唇術もかなりすげぇじゃん;
つうかお前、何者なんだよ!」
勇「あ、俺も今それ言おうとした~」←棒読み
騎「あ、私も今それを言おうとした。」←視線明後日
?「(し、白々しい…)
フンッ、良く聞いてくれたね。
僕はあの、高貴なる魔王様の僕〔しもべ〕!
勇者の一行に忠告をするべく降臨した、四天王の1人さ!」
勇「あっ、俺に用?」
四A「そうさ、君に用があってはるばるここまで…あ?」
友「何だ~、なら話は早いじゃん!魔物かと思った。」
勇「えっ、四天王って1人じゃないのか!?」
騎「私もそう言おうと…っ 思ってなどいないぞ!
」
四A「ツッコミ所は色々あるがこのさい置いておこう。
君達が勇者というのは本当かい?」
勇「…あぁ~、えーっと、そう…かな。」
四A「え、自覚がないのかい?」
勇「いやぁ~?本物だけどぉ~?」
四A「(イラッ…)そうかい、なら君達に忠告だ。
魔王様を討とうだなんて馬鹿な考えは止めておいた方が良い。
だけど、その名に相応しい勇気が君にあるなら、魔王城で待っているそうだ。」
勇「はぁ?オイオイ、ソイツ何様だよ…。」
四A「!!”ソイツ”だって!?魔王様と呼びたまえ!」
友「魔王様、魔王様って…だから何だよ!」
騎「そうだ。こっちは”勇者様”だぞ!正義だぞ!
”イケメソ”だぞ!主人公だぞっ!!」
勇「照れるぜ騎士ぃ~。
トモダチゼロとは思えねぇ口上手だなっ!GJ」
四A「ねぇ、フクザツな顔してるよ、君の仲間。」
勇「うん。知ってる。←
で。いいぜ?行ってやるよ、その魔王城!」
四A「…フンっ、精々あがくんだね。
では、僕はおいとまさせていただくとしよう。
また会うことになるけど。」
四天王Aは去っていった。
騎「結局、何だったんだ…アイツ。」
勇「全くだぜ。名乗りもしねぇで!」
騎「騎士の立ち直り早ぇなオイッ!
てかアイツ、ちゃんと名乗ってたじゃん!聞いてろよ…。」
勇者はアビリティ「スルー」を覚えた!
騎士は「立ち直り」を覚えた!
~一方その頃、魔王城では…~
四A「今帰ったよ、魔王様…。勇者の奴らへの忠告も忘れてない。
途中脱水しかけたケド。」
魔「ご苦労。よくぞ無事で戻ったな。」
四A「侮らないで頂きたいね、この僕を。」
魔「…そうだな。頼りにしている。
それで…勇者どもの様子は?」
四A「う~ん、何とも言えない勢力だね…。アレは戦意を失うよ…。
とてもマヌケな3人だった。
でもあの騎士…アイツのあの瞳は油断できないかもしれない。」
魔「そうか…お前のお眼鏡にかなうとはな…。」
四A「フン、貴方の足元にも及ばないさ。」
魔「
我が僕〔しもべ〕よ…勇者は…」
四A「…ん、何だい?」
ゴクリ
魔「勇者は…”いけめそ”だったか?」
四A「
……は?(いけめそ?イケメンか?)」
場所は戻り勇者一行。
騎・勇「「っくしゅんっ!」」
友「大丈夫か?誰かに噂されてんのかもなっ。」
勇「ったく、なかなか町に着かねぇから風邪でもひいたんじゃねぇの?」
騎「良く見ろ。前の方に明かりが見えるだろ?」
友「あ、ほんとだ。そういえばもうすぐ夜だなぁ。」
騎「あぁ、あの町でゆっくり休もうか。
この先の道の情報収集と所持品の整理もしとかないとな。
旅は長くなりそうだ。」
勇「隣町が近くて良かった~。馬でもいればな…。
なぁ、あと何秒で着けるかな?」
騎「秒…;
だいたい600秒位じゃないか?」
友「律儀だな…。」

… …
勇「羊が382匹、羊が380匹、羊が…」
友「勇者またやってんのかよ…。
てかさぁ、1匹ずつとんでるよ?ホラ今も、382から380…」
勇「バカだな、お前。
1匹ずつ数えてたら秒数ずれちゃうじゃん!
…あ、どこまで数えたっけ!!」
騎「340秒、39、38、37…」
友「えー…お前もカウントしてんの?」

… …
勇「羊が10匹、羊が8匹、羊が…」
騎「5、4、3、…」
友「……。」
勇・騎「「ゼロッ!!」」
友「そして誰もいなくなった…」
勇「なんかホラーなフレーズだな。
きっと全員食われちまったんだ。」
騎「勝手にホラー化させてるのはお前だろう;
…ん、町に着いたぞ。」
勇「到着とカウントにずれを感じる…。」
騎「仕方ないだろう…細かいことを言うな。」
友「ま、いいじゃん!俺腹減った~。」
騎「フッ、まずは酒場にでも行くか。
腹ごしらえをして、宿で休もう。」
酒場…
勇「っん・・・んまっ!ほもひょうい、ふまいまっ!!」
友「口の中のもん飲み込んでから言えって…。
何喋ってんのかぜんっぜん分かんねぇし。」
勇「美味いって言ったんだ。
この料理すんげぇ美味いじゃん!マスター良い腕してるよな~。」
友「ウェイトレスも可愛いしなぁ~!」
騎「… …。」
友「なっ、何だよその顔は!」

…
大男「おい、聞いたか?例の古塔…」
若男「あぁ。また消えちまったらしいぜ。」
大男「もう何人目だろうなぁ…?」
勇「…ん?何の話だろ…?」
友「ことう…?なんか面白そっ!」
騎「話を聞いてみるか…
失礼、その話、是非お聞かせ願いたい。」
大男「あんたら、旅人かい?知らねぇのも無理ねぇな。
この町から隣の街にむかう途中にな、古い塔がそびえ立ってんだ。」
勇「へぇ…、古い塔ねぇ…。」
若男「なんでも、そこにゃぁ目もくらむほどの宝が眠っているって話だ…。」
友「おっ、お宝っ!?」
大男「まぁまぁ、興奮しなさんな。
そうやってその宝に惹かれて塔に挑んだやつは沢山いるんだ。」
若男「…だが、誰も戻った試しはないんだよ。」
勇「げっ、やべぇじゃん…。てことは…」
若男「そうさ。ただの憶測にすぎねぇが、そこにはものすごく強力な魔物がいるって噂さ。」
騎「ほぉ…興味深いお話、感謝します。
…では、私達はこれで失礼するとしようか。」
勇「お、おう!おっさん、にいちゃん、ありがとっ!」
大男「いいってことよ!」
若男「どうせ行く気なんだろ?」
友「まぁな~、お宝あるんだから…止めんの?」
若男「お前みてぇのは止めても行くんだ。
無駄なことはしねぇ質〔たち〕なのさ。」
勇「めんどくさがり屋…ボソッ」
若男「…(ブチッ)。」
大男「おうおう、お盛んなこって。
ま、気ィ付けろや!」
騎「お気遣いどうも。」
友「うっし。今日はとりあえず休もーぜっ!
じゃぁな、2人とも!」
男2人「「頑張れよー!!」」
勇「ユニゾン!!」
友「そこっ!?」
男2人と笑顔で別れ(若男は勇者を睨んでいたが。)、勇者一行は宿へ
友「いやぁ~、良い人達だったなぁ!」
勇「止めてくれなかったけどな…」
友「止めてほしかったのかよ;
アレ、騎士は?」
勇「受付の女性に恋してるよ。」
友「…うん、部屋とってくれてんだな?」←スルー
勇「お前のそういうとこが好きだよ…(泣)」
友「やだなぁ~、男同士で。」
勇「友情的な意味でとらえてくれ…;」
友「冗談だよ!俺ピチピチの女子が良い!!」
勇「俺だって可憐なヒロインが欲しい!」
友「魔王が女の子だったらなぁ~」
勇「よし、その方向で!」
数分後…、
勇「おっ、騎士が帰ってきたっ!」
友「部屋取りサンキューっ!お疲れさんっ」
騎「You are welcome.
部屋は1つで構わないな?」
勇「……(イングリッシュ!)お、おう!」
友「じ、じゃぁ、行こーぜっ!」
騎「あぁ、204号室だ。行こう。」
204号室
騎「…全員シャワーも浴びたことだし、明日の予定と、話の整理をしよう。」
勇「明日、魔王城へ!魔王を口説いて帰宅。」
騎「はぁ!?いろいろツッコミたいが・・・まず、魔王を口説くとはどういうことだ!」
友「え、魔王って女性じゃないのか?」
騎「…どう考えても男性だろ…”王”だし。」
勇・友「∑!?…(ショックだ!)」

… …
騎「明日はとりあえず、例の古塔に向かおう。
2人共、持ち物や水は大丈夫か?」
友「うん、補充したよ。」
勇「お宝っ、お宝っ!」
騎「油断するなよ…何がいるか分からない。」
友「俺達には情報が少なすぎるね。」
勇「あぁ。ま、今日はもう寝ようぜ?
俺らが起きてたら騎士が夜這いに行けねーし。」
騎「誰がどこに夜這いするって?
」
勇「受付の女の子…んな怒んなって。冗談っ!」
騎「っ、お前らは…もういい。俺は寝るぞ。
2人共。Good night!」
勇・友「「ぐ、ぐっない!」」
2話☆END☆
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何?操作方法がわからない?…全く。
そこにいる執事に聞くといい。
誰かに話しかける時は、相手に向かって
ボタンだ。」勇「誰に話しかけてんだよ。」
騎「何をわけわからないことを。勇者はお前しかいないだろう。」
勇「ツッコミどころ満載だな、オイ。
ボタンって何だよ。俺に話してんなら俺の方向いて喋れよ!
どこ向いてんだよ!」
騎「プレイヤー様の方を向いている。」
勇「もうお前黙れよ。」
~執事の方を向いて
ボタン~執「お呼びでしょうか、勇者様。」
勇「お前がカメラ目線なのにはもうツッコまねぇ。
剣の使い方を教えて欲しい。(つーか何でいんだよ…)」
執「かしこまりました。
バトル画面の見方は次の様に、
左上のゲージがプレイヤーの体力/魔力、
その下のゲージが貴方の仲間の体力です。」
勇「剣の使い方聞いてんだけど…。」
執「剣での攻撃は
ボタン 又は
ボタンです。
ボタンでの通常攻撃中に
ボタン 又は
ボタンでコンボ技が決められます。」勇「うん、わかった。とりあえず斬る!」
執「バトル画面での説明は以上になります。」
勇「お前スルースキルはんぱねぇ…。」
執「? 何か他にも質問がございますか?」
勇「ねぇよ。お前の言ってること意味不明だし!
三割も理解できねぇ…。」
執「…。 一割御理解頂ければ十分かと…」
勇「…。 (今始めてコイツに同情したよ)
お前の存在、空気だな (笑)」
城へ帰る執事に手を振っていると ←フキゲンそうな顔をしたお兄さんが歩いてきた。
?「てめぇ、誰がフキゲンそうな顔だ。
オイ、コラ 人を指さすなと教わらなかったのか!!
相手の目を見て話を聴くッ!」
歩いてきたのは「オカン」…基、騎士。ナイトらしからぬその言動の数々-
勇「勇者の運命はいかに!!」←カメラ目線
騎「私がツッコむと思うなよ。騎士道?
何ソレ、美味いのか?」
勇「アンタ、友達いねぇだろう。」
騎「……。」
勇「図星∑!?」
騎「っ、ウルサイ/// そんな下らん話をしに来た訳ではない。
お前の友人の…ことだ。」
勇者は「騎士の弱み」を手に入れた!勇者はレベル2になった!!
・攻撃呪文「トモダチ」を覚えた!
勇「それで?俺の友人がどーしたって?
アイツなら此処に…って、アレ?
(友人が…いなかった∑(゜д゜;) )←今更」
騎「アイツなら…“勇者を全面的にサポートするぜ!”
とかなんとか言って先に行ったが…」
勇「いや、止めろよ。何しに行ったんだ、アイツ…。
てか、アイツ戦えたっけ?」
騎「……いや、武器も持ってないな。」
勇・騎「「……。マズくね(ないか)?」」
2人が顔を見合わせたその時!?「ジ~ザスッ!!!」←
勇「…あ、断末魔の叫びが聞こえる。」
騎「現実逃避は良くないな。友人だろ?
勇者らしく、助けに行こうか・」
勇「初めてだな、騎士らしい台詞。驚いた。」
騎「真顔で言うな。」
こうして2人は悲鳴(?)の元へ勇「無事かっ!?」
友「勇者っ!助けに来てくれたんだな!」
勇「…えっ、あ、まぁ…うん。」
友「何その煮えきらない返答!」
悲鳴の主は(やはりというか案の定)勇者の友人だった。友「そこに魔物がいてさっ!ちっこいやつ!
びっくりして
ボタン押したら、手から火の玉でてきてさぁ、なんか倒せたぜっ!!」勇「だから”しかくボタン”って何だよ…。」
騎「成る程、お前は魔術師か。」
勇「え!?じゃぁ世界征服できんじゃん!」
騎・友「「どうしてそうなった!?」」
友人と騎士のシンクロLv.が上がった!勇「まぁ征服は後回しだ。ところで、お前が倒した魔物って、コイツのことか?」
<巨大なトカゲ(仮)を指さす>
友「ん?あぁ、それそれ、そのちっさいやつ…」
<巨大なトカゲ(仮)と目が合う>
→そらす。
そして二度見する。
~巨大なトカゲ(仮)が襲いかかってきた!~
勇「えっ!ちょっ、お前が倒したやつって、コイツの子供かなんかだったんじゃねぇの!?」
友「な、ウソっ!貴女はお母様!?」
騎「くっ、まずい、来るぞ!!」
勇「あ、俺、初陣だ~。てかお前、火出せたんだからアイツ倒せよ。
信じてる!!」
友「お前勇者だろぉ~!!むしろ疑えっ!」
騎「くそっ、このままでは…ここは私がっ!!」
勇・友「「騎士っ」」
騎「トカゲ風情が…
”クローゼットの角に足の小指をぶつけた時の強烈に襲い来る悶える程の激痛”
を味わうがいい!!
<<弱者の嘆き>>!!」
友「す、すごいしょっぺぇ技だっ」
勇「技名、まともなのにな…柄で小指(?)ド突いただけじゃん;」
トカゲ(仮)「ギィヤアァアァ!!!」
勇・友「「効いてるし…」」
騎「たっ、倒した…。私が一番びっくりだ。」
友「見てる俺達もまるで戦った様な気分だよ。」
勇「まぁ、倒したんだし、いいじゃん。皆無事だし。」
友「そだな。うっしゃ、次の町へレッツゴー!!」
かくして、一行は休養の為街へ。・勇者はレベル3になった!
・騎士はレベル2になった!
「弱者の嘆き」を覚えた。
・友人はレベル2になった!
「ファイアボール」を覚えた。
勇「なぁなぁ、あと何分で次の町に着く?」
騎「…まぁ、だいたい240分位じゃないか?」
勇「239分59秒、58、57、56、55…」
友「気が遠くなるわっ!!」
勇者のカウントが羊を数えるものに変わってしまう頃、一行の目前には倒れている謎の人物が…。
?「き、君達旅人かい?頼む。み、水を…」
騎「水が1滴、水が2滴、水が3滴…」
?「話聞く気ないだろう、君達…。」
騎「水が9滴…1滴足りなあ゛ぁ゛あ゛ぁ゛い゛!」
バシャーン!
?「今君が盛大にこぼしてるよ!!!
全然足りてるじゃないか!」
騎「ハッ!今一瞬何かが俺の体の中に…」
友「霊にとりつかれていたようじゃな。わしが払ってやったわい。」
?「君も十分とりつかれてるよ…
(全く何なんだこいつら…僕は勇者の一行を探さないといけないのに!)」
勇「えっ、勇者!?」
?「読心術だとっ∑!?」
勇「いや、読唇術。お前ブツブツ喋ってたし。」
?「なんだ、そんなことか。」
友「いやいや、読唇術もかなりすげぇじゃん;
つうかお前、何者なんだよ!」
勇「あ、俺も今それ言おうとした~」←棒読み
騎「あ、私も今それを言おうとした。」←視線明後日
?「(し、白々しい…)
フンッ、良く聞いてくれたね。
僕はあの、高貴なる魔王様の僕〔しもべ〕!
勇者の一行に忠告をするべく降臨した、四天王の1人さ!」
勇「あっ、俺に用?」
四A「そうさ、君に用があってはるばるここまで…あ?」
友「何だ~、なら話は早いじゃん!魔物かと思った。」
勇「えっ、四天王って1人じゃないのか!?」
騎「私もそう言おうと…っ 思ってなどいないぞ!
」四A「ツッコミ所は色々あるがこのさい置いておこう。
君達が勇者というのは本当かい?」
勇「…あぁ~、えーっと、そう…かな。」
四A「え、自覚がないのかい?」
勇「いやぁ~?本物だけどぉ~?」
四A「(イラッ…)そうかい、なら君達に忠告だ。
魔王様を討とうだなんて馬鹿な考えは止めておいた方が良い。
だけど、その名に相応しい勇気が君にあるなら、魔王城で待っているそうだ。」
勇「はぁ?オイオイ、ソイツ何様だよ…。」
四A「!!”ソイツ”だって!?魔王様と呼びたまえ!」
友「魔王様、魔王様って…だから何だよ!」
騎「そうだ。こっちは”勇者様”だぞ!正義だぞ!
”イケメソ”だぞ!主人公だぞっ!!」
勇「照れるぜ騎士ぃ~。
トモダチゼロとは思えねぇ口上手だなっ!GJ」
四A「ねぇ、フクザツな顔してるよ、君の仲間。」
勇「うん。知ってる。←
で。いいぜ?行ってやるよ、その魔王城!」
四A「…フンっ、精々あがくんだね。
では、僕はおいとまさせていただくとしよう。
また会うことになるけど。」
四天王Aは去っていった。騎「結局、何だったんだ…アイツ。」
勇「全くだぜ。名乗りもしねぇで!」
騎「騎士の立ち直り早ぇなオイッ!
てかアイツ、ちゃんと名乗ってたじゃん!聞いてろよ…。」
勇者はアビリティ「スルー」を覚えた!騎士は「立ち直り」を覚えた!
~一方その頃、魔王城では…~
四A「今帰ったよ、魔王様…。勇者の奴らへの忠告も忘れてない。
途中脱水しかけたケド。」
魔「ご苦労。よくぞ無事で戻ったな。」
四A「侮らないで頂きたいね、この僕を。」
魔「…そうだな。頼りにしている。
それで…勇者どもの様子は?」
四A「う~ん、何とも言えない勢力だね…。アレは戦意を失うよ…。
とてもマヌケな3人だった。
でもあの騎士…アイツのあの瞳は油断できないかもしれない。」
魔「そうか…お前のお眼鏡にかなうとはな…。」
四A「フン、貴方の足元にも及ばないさ。」
魔「
我が僕〔しもべ〕よ…勇者は…」四A「…ん、何だい?」
ゴクリ
魔「勇者は…”いけめそ”だったか?」
四A「
……は?(いけめそ?イケメンか?)」
場所は戻り勇者一行。騎・勇「「っくしゅんっ!」」
友「大丈夫か?誰かに噂されてんのかもなっ。」
勇「ったく、なかなか町に着かねぇから風邪でもひいたんじゃねぇの?」
騎「良く見ろ。前の方に明かりが見えるだろ?」
友「あ、ほんとだ。そういえばもうすぐ夜だなぁ。」
騎「あぁ、あの町でゆっくり休もうか。
この先の道の情報収集と所持品の整理もしとかないとな。
旅は長くなりそうだ。」
勇「隣町が近くて良かった~。馬でもいればな…。
なぁ、あと何秒で着けるかな?」
騎「秒…;
だいたい600秒位じゃないか?」
友「律儀だな…。」

… …勇「羊が382匹、羊が380匹、羊が…」
友「勇者またやってんのかよ…。
てかさぁ、1匹ずつとんでるよ?ホラ今も、382から380…」
勇「バカだな、お前。
1匹ずつ数えてたら秒数ずれちゃうじゃん!
…あ、どこまで数えたっけ!!」
騎「340秒、39、38、37…」
友「えー…お前もカウントしてんの?」

… …勇「羊が10匹、羊が8匹、羊が…」
騎「5、4、3、…」
友「……。」
勇・騎「「ゼロッ!!」」
友「そして誰もいなくなった…」
勇「なんかホラーなフレーズだな。
きっと全員食われちまったんだ。」
騎「勝手にホラー化させてるのはお前だろう;
…ん、町に着いたぞ。」
勇「到着とカウントにずれを感じる…。」
騎「仕方ないだろう…細かいことを言うな。」
友「ま、いいじゃん!俺腹減った~。」
騎「フッ、まずは酒場にでも行くか。
腹ごしらえをして、宿で休もう。」
酒場…勇「っん・・・んまっ!ほもひょうい、ふまいまっ!!」
友「口の中のもん飲み込んでから言えって…。
何喋ってんのかぜんっぜん分かんねぇし。」
勇「美味いって言ったんだ。
この料理すんげぇ美味いじゃん!マスター良い腕してるよな~。」
友「ウェイトレスも可愛いしなぁ~!」
騎「… …。」
友「なっ、何だよその顔は!」

…大男「おい、聞いたか?例の古塔…」
若男「あぁ。また消えちまったらしいぜ。」
大男「もう何人目だろうなぁ…?」
勇「…ん?何の話だろ…?」
友「ことう…?なんか面白そっ!」
騎「話を聞いてみるか…
失礼、その話、是非お聞かせ願いたい。」大男「あんたら、旅人かい?知らねぇのも無理ねぇな。
この町から隣の街にむかう途中にな、古い塔がそびえ立ってんだ。」
勇「へぇ…、古い塔ねぇ…。」
若男「なんでも、そこにゃぁ目もくらむほどの宝が眠っているって話だ…。」
友「おっ、お宝っ!?」
大男「まぁまぁ、興奮しなさんな。
そうやってその宝に惹かれて塔に挑んだやつは沢山いるんだ。」
若男「…だが、誰も戻った試しはないんだよ。」
勇「げっ、やべぇじゃん…。てことは…」
若男「そうさ。ただの憶測にすぎねぇが、そこにはものすごく強力な魔物がいるって噂さ。」
騎「ほぉ…興味深いお話、感謝します。
…では、私達はこれで失礼するとしようか。」
勇「お、おう!おっさん、にいちゃん、ありがとっ!」
大男「いいってことよ!」
若男「どうせ行く気なんだろ?」
友「まぁな~、お宝あるんだから…止めんの?」
若男「お前みてぇのは止めても行くんだ。
無駄なことはしねぇ質〔たち〕なのさ。」
勇「めんどくさがり屋…ボソッ」
若男「…(ブチッ)。」
大男「おうおう、お盛んなこって。
ま、気ィ付けろや!」
騎「お気遣いどうも。」
友「うっし。今日はとりあえず休もーぜっ!
じゃぁな、2人とも!」
男2人「「頑張れよー!!」」
勇「ユニゾン!!」
友「そこっ!?」
男2人と笑顔で別れ(若男は勇者を睨んでいたが。)、勇者一行は宿へ友「いやぁ~、良い人達だったなぁ!」
勇「止めてくれなかったけどな…」
友「止めてほしかったのかよ;
アレ、騎士は?」
勇「受付の女性に恋してるよ。」
友「…うん、部屋とってくれてんだな?」←スルー
勇「お前のそういうとこが好きだよ…(泣)」
友「やだなぁ~、男同士で。」
勇「友情的な意味でとらえてくれ…;」
友「冗談だよ!俺ピチピチの女子が良い!!」
勇「俺だって可憐なヒロインが欲しい!」
友「魔王が女の子だったらなぁ~」
勇「よし、その方向で!」
数分後…、勇「おっ、騎士が帰ってきたっ!」
友「部屋取りサンキューっ!お疲れさんっ」
騎「You are welcome.
部屋は1つで構わないな?」
勇「……(イングリッシュ!)お、おう!」
友「じ、じゃぁ、行こーぜっ!」
騎「あぁ、204号室だ。行こう。」
204号室騎「…全員シャワーも浴びたことだし、明日の予定と、話の整理をしよう。」
勇「明日、魔王城へ!魔王を口説いて帰宅。」
騎「はぁ!?いろいろツッコミたいが・・・まず、魔王を口説くとはどういうことだ!」
友「え、魔王って女性じゃないのか?」
騎「…どう考えても男性だろ…”王”だし。」
勇・友「∑!?…(ショックだ!)」

… …騎「明日はとりあえず、例の古塔に向かおう。
2人共、持ち物や水は大丈夫か?」
友「うん、補充したよ。」
勇「お宝っ、お宝っ!」
騎「油断するなよ…何がいるか分からない。」
友「俺達には情報が少なすぎるね。」
勇「あぁ。ま、今日はもう寝ようぜ?
俺らが起きてたら騎士が夜這いに行けねーし。」
騎「誰がどこに夜這いするって?
」勇「受付の女の子…んな怒んなって。冗談っ!」
騎「っ、お前らは…もういい。俺は寝るぞ。
2人共。Good night!」
勇・友「「ぐ、ぐっない!」」
2話☆END☆
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