「グレーのカラー剤」の正体 | 四半世紀ヘアスタイリストが教えるキレイの小ネタ集

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美容業界を25年かけてタテにもヨコにも深掘りしてきました。
いつでもその原動力となってきたのは、「相手のよろこぶ顔」。
そんなわたしが長年のキャリアで培ってきた「キレイになれるエッセンス」をお届けします♪
あなたの笑顔につながりますように。

今回は、

ヘアカラーの中でも人気があってしかも失敗しやすい「グレーのカラー剤」についてお話しますニコニコ

 

ホームカラーの落とし穴がはっきりと見えるようになりますよ!

 

 

予備知識として前回までに、「ヘアカラーの方程式」「日本人の髪色の正体」を解説してきました!

 

 

まだ読んでない方はぜひこちらからウインク

下差し下差し下差し

 

 

それでは続きをどうぞ♪

グレーのカラー剤の正体 

 

今回は、「グレーのカラー剤の正体」を暴いていきましょう。

先に答えを言ってしまうと、

 

 

グレーのカラー剤の中には、グレーの色が入っていない!

のです。

 

??????

 

と、なりますよね…チーン

 

 

 

実は、

 

ヘアカラー剤で「グレー」という色は、存在しませんびっくりマーク

 

ほかのいろんな色を混ぜて、「グレーっぽく」見せているのですびっくりマーク

 

 

前回出てきた、「補色のカンケイ」を利用しているのです!

「補色のカンケイ」はこちらで詳しく解説してますニコニコ

 

 

 

 

 

 

そしてその内訳は、

「緑」「青」「赤茶」「紫」などで構成されているのが一般的。


〈参照〉

https://waraku.jpn.com/basic/addicthy/

 

 

「緑」「青」が大半を占めていますね!

 

 

これは、

日本人がもともと持っている「黒みのある濃い赤」「オレンジ」「黄」の色素と混ざることによって、「グレー」になることを狙ってできているからです。

 

(日本人の髪色についてはこちらに詳しく載せてますニコニコ

 

 

 

 

でもここで、またまたギモンが生まれますよねキョロキョロ

 

 

あれ?

補色どうしを混ぜてグレーになるのは1:1のときなはずなのに、

「緑」に対して、「赤」が少なすぎない?

「青」の補色の「オレンジ」もはいってないしびっくりマーク

 

 

 

 

その通り、ご明察です!

ではそのあたりを、次回以降暴いていきましょう。
お楽しみに♪ウインク