弁護士も色々ですが、法律事務所にも色々種類があります。
今日は、もうすぐ法律事務員を卒業する私が、法律事務所の分類についてご説明しようというコーナー(笑)
沢山ある法律事務所。一言に法律事務所と言っても扱う分野などで全く違うものになります。
まず、大きな分類として以下のように分けられます。
【取扱事件による分類】
企業法務専門の法律事務所
民事事件専門の法律事務所
民事と刑事事件両方扱う法律事務所
刑事事件専門の法律事務所
【経営方法による分類】
弁護士法人
共同事務所
個人事務所
では、一つ一つご説明をば。
まず「企業法務専門の法律事務所」
こちらは法律事務所の花形というのでしょうか・・・・(笑)
ドラマに出てくるいわゆる社長室に出入りするような弁護士の世界だと思われる。
(私は企業法務畑ではないので想像
)
しかし、弁護士業界でいういわゆる「四大事務所」といわれる法律事務所は全てこの「企業法務系」に属する。
所属する弁護士の年収も1000万円以上だと聞く。
我々が想像する「エリート」な方々なのだろう(・・・とこちらも想像w)
企業法務系の法律事務所は大体、東京のど真ん中(丸の内とか)の高層ビルに事務所を構えている場合がほとんど。
パラリーガルといわれる法律事務員さんも英語ペラペラだったり、法学部出身でバリバリの感じ(・・・と思われるw)
とりあえず、私のような町弁事務所の事務員とは全く住む世界が違う![]()
私の勝手なるイメージだけど、みなさんがドラマ「スーツ」に出てくるメーガン・マークルみたいな・・・・キラキラしてーる
(笑)
そんなエリート集団のイメージの強い「企業法務系」の皆さんですが、民事や家事事件(交通事故や離婚とか相続とか普段我々の生活で起こり得りそうな事件)については全く扱わないなんてことも珍しくありません。
なので、「離婚したいんですけど・・・・」と相談に行っても、畑違い。
「分野外なので・・・」とか「やったことない分野なので・・・」等とやんわりと断られることが多いと思います。
お、なかなかのボリュームになりましたねw。
長くなりそうなので、その②に続く!