どーも行政書士・キャリアコンサルタントの永岩です。

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今日は、キャリアコンサルタント目線の投稿です

皆さん「今幸せですか？」と聞かれたら、どう答えますか？

私は・・・「不幸です」と答えます

なぜでしょうか。

自分でも分かりません

でも、なんだか「不幸な感じがする」というか「幸せではない気がする」という感じです。

やることたくさんあって時間がない、働かなくてはならない、旅行に行けない、健康に気を付けなければならない、お酒を控えなければならない、ないないない・・・。

頑張らなくてはならない、働かなくてはならない、余計な出費を抑えなければならない、健康でいなければならない、ないないない・・・。

・・・・（逃げたい）

「ないない攻撃」で、心はズタボロ、何もしたく「ない」

ソーンな時こそ、キャリア理論です

今回は、フレデリック・ハーズバーグというアメリカの心理学者が提唱した仕事へのモチベーションに関する理論をご紹介しましょう

ハーズバーグは「仕事について」この理論を唱えましたが、それを「人生・日常生活へと拡大解釈して」考えてみようというのが、今回のテーマです

小難しいことはさておき、要するに、どうやったら人生（日常生活・仕事含む）に対するモチベーションがアップするかということです。

これを読めば、気分アゲアゲになる・・・はず。

まず、ハーズバーグさんの理論を簡単に説明すると、

彼は、仕事に満足する要因と不満を抱く要因を、それぞれ「動機づけ要因」と「衛生要因」に分けて考えました。それゆえ彼の理論は「二要因理論（動機付け・衛生理論）」と呼ばれています。

では、動機づけ要因とは何でしょうか。

簡単にいうと、満足を引き起こす事です。

例えば、「褒められた！」とか「出来た！」とか「認められた！」とか。

つまりは【やりがい】みたいなものです。

それゆえ、この動機付け要因は、成長や自己実現に対する欲求をアップさせるものになるといえます。

「褒められたからもっと頑張る！」とか「認められたからさらに上をめざす！」等。スキルアップや高い目標、志しへとつながりますね。

まさに「気分アゲアゲ」です。

一方、衛生要因とは何でしょうか。

それは、「ない」と不満を引き起こす事柄です。

仕事でいうと、給料、福利厚生、会社の方針、監督者の行動等。

例えば「見合った給料ではない」「素敵な上司がいない」「十分な休暇がない」「適切な仕事量ではない」「評価がない」等。

つまり「それが不十分だと気分を下げる物事」です。
これらは、それから得た不快さを回避する欲求につながります。

上の例でいうと「こんな環境で働きたくないから仕事辞めたい」「転職したい」「長期休業したい」となります。

ハーズバーグさんは、仕事へのモチベーションを考える際には、この２つの要因を分けて考えるべきだとしました。

そして「動機づけ要因が満たされていても衛生要因が満たされていなければ職場に不満がある状態」、「衛生要因だけが満たされていても動機づけ要因がなければ働きがいや達成感が満たされていない状態」、つまりどちらもモチベーションが上がらない状態であると考えます。

要するに、動機づけ要因と衛生要因の両方が満たされて、初めてモチベーションアップ満足度アップひいては幸福度アップとなる・・・というわけです。

では、このハーズバーグさんの理論で、今の私を見てみましょう！

（NAGA公開大解剖です）

私は、今、自分を「不幸」だと思っています。なんとなくやる気ゼッッローです。

今の私の日常生活に「動機づけ要因」はあるでしょうか？

これは私の心の状態ですので、字面では分かりませんが、私の心のなかではこういう気持ちが沸き起こっています↓

「誰にも褒められない、誰にも認められていない、あれやこれや何も完成していない（＝達成していない）、一人でこんな文章書いているけど何になるんだ」

・・・・ということで、満足度ゼッッローです。

では、「衛生要因」はどうでしょうか？

行政書士事務所を便利な場所に開業、副業も趣味活動も順調、家族友達、その他人間関係良好、愛犬は可愛い、とりあえず健康、とりあえず最低限の収入もある。

・・・完璧ではないでしょうか（少なくとも不満はない）。

なのに、私は自分自身を「不幸」だと感じ、人生のモチベーションが上がらないのは、お察しのとおり「動機づけ要因」が空っぽだからです。

今までの私は、どちらかといえば、衛生要因を満たすために動いてきました。

行政書士事務所を開業するための条件をクリアするために、便利な場所を探したり、色々揃えたり、副業を探したり。さらに、良好な人間関係を維持するための行動や生活環境を快適なものにするための行動に力を入れてきました。

「ないと困るもの」を「あるようにする」努力をしてきたのです。

おかげさまで今の良好な「衛生要因」が生まれました。

でもそれだけでは、片方の車輪だけを磨いてきたといえます。

もう片方、つまり「動機づけ要因」という車輪を磨くのを疎かにしていました。

では、私はどうしたら良いのでしょうか。

皆さんはどう思われますか

（という無責任フェードアウト方式で本日は失礼いたしますｗｗｗ）