12/24(土)16:00〜札幌STVホールにて

「松崎真人のMUSIC☆J  オールアナログスペシャル」という公開収録に行ってきました。





源泉掛け流しという名のもとに、音楽をイントロからアウトロまでフルコーラスで流すのが通例の音楽番組で、ワンマンMCの松崎真人さんが現役ミュージシャン視点で、各曲の音楽的バックボーンや構成、楽器の解説、アーティスト側の裏話などを交えながら色んな曲を紹介してくれます。とっても好きな番組の1つです。


  80年代中心の選曲


今回はオールアナログスペシャルという事で、必然的にレコードの時代(90年代より前の時代)になると予想し、ちょっと上の世代が中心だろうなと予想してた。


結果80年代多めのラインナップで、割りと知ってる曲で構成されてました。


1.さらばシベリア鉄道(1981)  大瀧詠一

「A面で恋をして」ナイアガラ·トライアングルのB面


2.熱き心に (1985) 小林旭

作詞·阿久悠 作曲·大瀧詠一 


3.12月のエイプリルフール(1985)  EPO

アレンジ·佐藤博


4.彼女のミステイク  (1984)伊藤銀次

佐野元春と接近してた時期


5.ワインの匂い (1975)オフコース

リズムアレンジの妙技が曲に広がりを持たせてる

矢沢永吉と並び音が良く録音されてる


6.忘れないで(1983) 原真裕美

札幌出身活動短い


7.二季物語  (1981)寺尾聰

大ヒットALリフレクションズA4曲目収録


8.テネシーワルツ(1952) 江利チエミ

1番は英詩、2番は日本語詩


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈休憩

9.夜曲 (1981)中島みゆき

アナログ盤ラストの曲だが、音良い


10.Someday(シングル盤)(1981)佐野元春

1年前から暖めていたが、大瀧詠一(ロンバケ)のレコーディングにヒントを得て


11.ピースとハイライト(2013)  サザンオールスターズ

松崎持参の12インチレコード、アナログ前提でレコーディングされた


12.Cloudy Heart(1987) BOOWY

(季節が君だけを変えるBver.)

ラストシングル、その後解散宣言


13.クリスマスイヴ (1983)山下達郎

初回プレスの45回転盤限定ピクチャーレコード


  改善点?わがまま?


良かった点としては、やはり松崎さんの解説が添えられてる事。ただ、自分としてはもう少し改善して欲しい点がある。

現状は簡単な紹介の後、曲が流れ、その後詳細な解説トークという展開。この解説を曲前に持って来てくれた方が、それを踏まえて曲を聴ける。でも、それは先入観が大きくなるから、あえてそうはしないんでしょうね。

何でもないような曲が、突然特別な音に聴こえてしまう解説は、ビートルズのアルバムに添えられたライナーノーツと同じ効果ですね(伝わるかな〜?)


もうひとつ、改善点は会場での音量。もう少し大きくても良かったかなー、と。物足りなかったなぁー、というのが正直なところ。


  知らない曲との出会い

今回知らない曲で良いなと思ったのは、伊藤銀次さんの「彼女のミステイク」

掘り出し物に会えた感覚です。

だからラジオは良いんだよね😄