あるセッションでのこと。
身体に触れる前に少しお話をした。
ぎこちない。
目もあまり合わない。
硬い。
そんなものがわたしとクライアントの間にあった。
お話しはもうやめて、身体に触れることにした。
そうゆう状態で言葉をつかってもそのままのような気がして。
どうしようかな。
どうやったら、この人の硬さがとれるかな。
そう考えてた。
で、そう考えてた自分に気がついた。
あぁ、そっか。
納得したのか、ふと身体も心も軽くなった。
身体に触れはじめた。
硬いまま。
でもさっきとは、わたしが変わってるから、
硬さを受けいれている。
何も変わらなくてもいいことを知ってる。
そのままでいいよ。
わたしはあなたです。
あなたはわたしです。
その言葉がでてきて、
わたしは意識して、その言葉を内側で何度か言った。
この言葉に、わたし自身がほどけていく。
セッションを続けた。
どんどん、クライアントのハートが感じられる。
その力強くて、でっかいハートにわたしのハートも拡がる。
クライアントのハートにわたしが包まれてるみたいで
なんとも言えない、まさに胸がいっぱいになった。
美しいものを見せてくれて触れさせてくれて、ありがとう。
これがあなたのエッセンスです。
これがわたしのエッセンスです。
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