今日は実家にいる。

以前までわたしが使っていた部屋で
今日は眠る。
寝る準備をしていたら、見つけた。


{A6301D89-FDEA-4CCB-A2BF-7404E097EFA7}


星野道夫写真集
調べたら、2006年の写真展で買ったみたい。


あるひとに、
旅をする木という本をもらった。
その本は、彼のお母さんが好きだった本で、
彼も大好きな星野道夫の本。

わたしは彼が好きだった。
彼というのは、本をくれた人のこと。


旅をする木、も好きです。
星野道夫の言葉が好き。
静かであたたかくてハートにタッチする。


あるアラスカの写真をみて、
その村に行ってみたい!と感じ、手紙を送った。
その村から返事がきた、
ここに来て滞在していいよ。
そして星野道夫はアラスカへ行く。

この写真集の冒頭に奥さんが書いてる。
星野道夫は、写真家になりたくてアラスカへ渡ったのではなく、アラスカに強く心魅かれ、深く関わっていくために写真家の道を選んだのだと。

理由もなく、どうしようもなく心魅かれるもの。

そういう出会いは人生を変える。
人生の変わるときにそういう出会いがある。


わたしが好きだったひとも、
星野道夫と同じように突然亡くなった。
彼も魅かれるものに導かれていのちを生きた。

生ききったんだろうな。
しあわせやなー。