今年度から新しい専門学校でマーケティングを教えています。
成功例を話していたら、授業を持ってくれないか、と。
対象者は全員中国人約220名(数クラスあります)。

中国人と言っても様々な方がいますが、
厳しく統制された社会が嫌になって日本へ来た人も一定数います。
もちろん主席の偉大さを語る人もいます。
いずれにせよ、大好きな政治や歴史の話ができる人が日本より多いので、
そのあたりは大変楽しい環境です。
(突然喧嘩が始まったり大声で反抗されたり(恐怖)、
無視無関心に心折れ、最近は完全に燃え尽きていますが。)

ある日、どれだけ現在の中国が人治国家かということを
熱弁した人がいました。
中国人には政治は繊細な話だと聞きますが、
相当強い思いを持っているのだと思います。
中国には憲法はないのか聞いたところ、
権力者が都合のいいように書き換えている、と。
なるほど日本の法治国家としてのあり方に憧れるわけだ。

では、一方の日本はどうでしょう。
憲法は国民を国家権力から守るためのもの。
国民の不断の努力によって保持せよと憲法第十二条にあります。
そのような義務を放棄し、
自分の権利ばかり主張していないだろうか。
その時、公の福祉を思うことはできているのだろうか。


国民主権、基本的人権、平和主義を原則とする日本の憲法。
自問の日々が続きます。