薬を受け取るために薬局におります。
高齢者がマイナンバーカードを持参して薬局に登録しようとしています。
薬局の係がつきっきりで説明しています。
「マイナンバーカードの暗証番号はわかりますか?」
「わからんね」
「おうちにないですか?」
「わからんね」
「では顔認証でとりあえずアクセスしてみましょう。」
顔認証でとりあえずアクセスできたのですが、
「これからの操作を私がやって良いですか?」
「なんの操作をするの? わからん。」
困り果てた薬局の女性事務員。
「じゃあ、今日の手続きはこれまでにしましょう。次に来るまでに区役所に行ってマイナンバーカードの暗証番号を確認してきてください。」
ご老人は耳が少し遠いようなので女性の係が大声で聞こえてきます。
ご老人は納得できている様子には見えませんでしたが、
しぶしぶと薬局を後にしました。
認知症、ぼけ、おまけにスマホやカード決済などにデジタルに不慣れな後期高齢者。
彼らにマイナ保険証を強制する愚をどうして政府はやろうとするのだろうか?
人間理解が出来ていない岸田総理、河野デジタル大臣、武見厚労大臣。
無知、恥をさらすことを強要する自民党政府に明日はなかろう。
もう一度マイナ保険証のあり方を見直す勇気を持ってほしいものだ。