日経新聞の見出しを見て驚いた。

 

政府が「弱い円」に危機感を持っているというのだ。

 

何をいまさら、という気がする。

 

コロナショックで各国はインフレに見舞われ金利を急激に上げてきた

 

他方我が国は長期にわたる経済の低迷が続き、

 

低金利さえ維持すればインフレが来ると信じてきたが陽炎の逃げ水に終わった。

 

その結果内外の金利差が5%近くまで拡大したのだから円安になるのが当然だ。

 

政府は低金利で赤字国債をばらまき放題となって財政の規律が緩んだ。

 

そのぼけ老人のごとくばらまき続けた人が総理なのだから、

 

金利を上げて自分の政策の手足を絞りたくはなかろう。

 

その結果円安がどんどん進んでいく。

 

途中円買い介入を2回、3回とやってきたが、焼け石に水

 

政府の、岸田総理の覚悟のなさを見透かすように円安が進んでいく。

 

米国の利下げという神風が吹くのを待っている哀れな日本政府なのだ。

 

インフレなどで経済的混乱を生じたフランス、イギリスでは政権交代が起きた。

 

日本も起きるだろうと思うのだが、野党がだらし過ぎて話にならない。

 

だから自民党、公明党は絶対多数から陥落するのは間違いなく、

 

疑似政権交代が実現することになろう。

 

岸田総理、政府は自らの手足を縛っても国民の生活のために利上げすべきだと思う。

 

岸田総理の再選はその覚悟があれば実現するであろう。