今日のニュースで岸田総理がマイナンバー保険証を促進すると発言した。
未だ利用率が低いのが実態でその背景には、
銀行口座など自分の保有資産の入ったマイナンバーカードを持ち歩く不安がある。
もちろん持ち歩くことによる盗難、紛失、置き忘れリスクも考えなければならない。
紙の保険証であれば保険証単体紛失のみの損害であり、
再発行するにも簡単にできるだろう。
ところがマイナンバーカードを紛失すると再発行は簡単にはできない。
いまや税金、住民票、戸籍、車の免許証、銀行口座、保険証まで入っている。
こんなカードなんか持ち歩きたくはない。
紛失した後の損害賠償責任が明確にされておらず、
紛失した結果他人に大きな損害を与えた場合には個人が大きなリスクを負うのだ。
物事の本質が見えない総理を頂戴した国民はたまったものではない。
ああ、岸田、岸田、岸田総理よ、君の凡庸さに口が開いてしまう。