GWのさなか急に円高になった。

 

おかしいなと思っていたらやはり日銀の為替介入によるものだった。

 

4月29日、5月2日と2為替介入2回行い5月1日には151円台まで上昇したが、

 

今日5月9日には155.7円付近まで円安に動いている。

 

要するに為替介入の効果は限定的でありあまり意味がないことになる。

 

 

 

 

円安による経済への悪影響が次々と報じられると、

 

日銀側から4月の金融政策決定会合の主な意見が公表された。

 

一連の流れを見ると、

 

為替介入したけど効果がなかった、

 

金融政策決定会合で一部の意見に合った、

 

「円安は、短期的にはコストプッシュ型の物価上昇を招くことで経済を下押しする」

 

という意見を無視して金融緩和継続を表明したが、

 

見込み違いだったと日銀が認めたに相違ない。

 

米国の金利引き下げが遠のいたようなので神風は吹いてくれそうもない。

 

ということで、

 

日銀が金利上限を5月中にも引き上げらかもしれないという心配が出てきた。

 

心配というのは投資への影響であった実体経済にはプラスになるから問題はない。

 

あの手この手でやってみたが無理だった。

 

だから金利上げるのを皆さん容認してください。

 

そういう説明シナリオで日銀が動いている気がする。

 

遅いが何もしないよりは良い。

 

岸田総理にも根回しと早い決断を期待したい。