円安が進んでいます。
基本は日米の金利差に原因があるのですが、
政府・日銀は金利政策を変更しようとはしません。
住宅ローンを抱えている人に対する配慮のような口ぶりが気になります。
日銀が抱え込んでいる国債の金利上昇による負債化、
政府の赤字国債発行制限が気になるのでしょうか?
でもトルコの国民がトルコリラを得ると即日闇市でドルに換えていた姿を思い出します。
日本の現状を見るとその姿に近づいているような気がします。
私は2月に1万ドルのドル貯金をしましたが、
現在では3万円ほどの利益が出ています。
日米金利差が2%程度になるまで流れは変わらないような気がします。
4月の日銀政策決定会合で1%の利上げが決められても流れは変えられないでしょう。
むしろ円高になればチャンスとみて外貨預金の積み増しに動く人が多くなるでしょう。
自主的にできない物価上昇を、
海外の金利高でやろうとする政府・日銀の無策を、
いつまで見続けなければならないのでしょうか?
日本が貧しくなるのは悲しいですね。