いまや立派な後期高齢者。
立派というのは元気で少しばかり働いていることを指している。
でもサプリや飲み薬の種類は増えるばかりだ。
最初は痛風を3回経験した後尿酸値を下げる薬を飲み始めた。
次いで境界値に達したコレステロールを抑えるための薬を予防的に飲み始めた。
次に網膜静脈証閉塞症を発症し血液をさらさらにする薬が加わった。
それが65歳から高血圧になり血圧降下剤を飲み始めたが、
予期ほど血圧が下がらず2種類3錠を飲むようになった。
薬をいっぱい飲むと胃の調子が悪くなったので胃酸を抑える薬が追加された。
そしてサプリがある。
サプリは40歳代からライフパックを飲んでいる。
ビタミン、ミネラルの摂取で健康におりたいという願望からだった。
それに老眼が進み目がしょぼしょぼするようになったので、
目薬に加えてDHCブルーベリーエキスを飲むようになった。
これは効果があった。
だから止めるわけには行かなくなってしまった。
飛蚊症が進んできた。
YouTubeでパイナップルを食べると飛蚊症が改善する?というので、
毎日パイナップルとプロビオのヨーグルトを食べている。
こうして1日に飲む薬、サプリの数が減るどころか増えていくのだった。
老人が集まると、病気、薬、サプリ、が話題の中心になる。
ところが先日行った同級生の飲み会では後期高齢者医療保険の負担が、
3割、2割、1割に注目が集まった。
6人中4人が75歳を超えなにがしか収入を得ていた。
ある者は国家資格を取り自営業で3割負担、
別の者はマンション管理人と株の配当で3割負担に、
漫画を描ける者はその技術で説明資料を作成し収入を得て2割負担に、
私はシルバー勤務に従事し2割負担になっている。
みんなに負けてはおられない。
80歳まで頑張って働こうと一蹴だけそう思った。