ロシアのウクライナ侵攻を振り返ってみよう。
3月19日の時点での欧米各国のウクライナ支援援助物資を思い出してみよう。
3月19日の時点で対戦車火器はロシアの戦車数の3倍に達しており、
対空火器スティンガーは戦闘機の2.2倍に達している。
それらの援助物資が徐々にウクライナに到着した結果、
ロシア軍は大損害を被ることになった。
その損害状況を10月2日ウクライナ参謀本部の資料で見てみよう。
するとロシア軍は戦車、戦闘車両では保有分の2割、
全戦力をウクライナには集中できないので、
実際の戦場ではその倍の40%程度の損害を被っている可能性がありそうだ。
40%もの戦力が損害を受けたとなると短期間での戦力回復は不可能であろう。
ロシアの戦闘機はスティンガーなどの対空ミサイルで3割以上の損害を生じている。
これではロシアは制空権を確保できず地上戦で苦戦を強いられることになる。
プーチン大統領が4州併合を強行する背景には現状維持が難しいことがありそうだ。
この援助物質によってウクライナは反攻でき1年程度で失地を回復できるかもしれない。
たとえロシアの動員があってもと予想するがいかがなものであろうか?