梅雨入り


6月に入り雨が降る時期になると…

昔に生花を習ってた先生を思い出します

雨が降り続く日

なかなか外出も億劫になり

家でだらだら過ごしてしまいます


お花の稽古中外の雨の音が気になり

なかなか集中できずにいると…


先生が

「私ね雨の日はとても好きなの…

雨の日は、本をよんだり、映画を観たり、

音楽を聴いたりするの

外は、雨だから無理に動いてまわることを

あきらめて

静かに本や映画や音楽を楽しむことに

集中するの

そしたら、雨の日が待ち遠しく

雨が降ると嬉しくなるのよ」


なるほど〜て私もその日をさかいに

先生のいう雨の日をそのように過ごしています


紫陽花の花

あじさいの花は、時間とともに

色が変化していきます。

あじさいの花は

色によって花言葉も違ってきます

雨の日に過ごす時間

通常の月より

沢山雨が降る日が続く時間の中で…


本を読むことで知らなかった言葉や表現

そして、新しい知識、本の言葉に

共感したり、感動したりすることで

自分という人間を客観視できる


映画やドラマを観ることで

自分が主人公になったつもりで

物語を体験し、頭と感情が興奮することで

未知の体験を得ることができ視野が広がる


音楽を聴くことで内側にある自分の心に共鳴し

心が揺さぶられ、愛や言葉の意味を知る


雨の日を自分じゃないものにふれて過ごすことで

あらたな自分が変化変容していく感覚が

とても、心地よく穏やかになっていきます


紫陽花の花言葉

「移り気」「辛抱強さ」「無常」です。

「移り気」は少しずつ色が変化することに

由来したとされ、「七変化」


この世は、はかないです

形あるものがいつ消えていくのは

だれにもわかりません…


先の未来へ進むために

目の前にある水たまりに

入って先を進まなくても

水たまりをさけて

早く前へ進むことも必要かも…


早く前へ進むために自分ではない

本や映画、音楽にふれることで

さらに変化した自分で

前へ進んでいくのもありかなと思います


1人でできることにも限界がある

ヒントとなる何かを知る事や

誰かの力をかりていく事も

ときには、必要な必然が引き起こす力

わがままになるかもしれませんが…

ときには…見えない何かに身をゆだねながら

時を無駄なく過ごしていきたいものです✨