向田邦子の実の妹、和子さんが書いた本「向田邦子の恋文」を読んだ。


とても素晴らしい本で、涙がじんじん湧いてきた。


そして、また、考えた。


姉妹って何だろう?

以前、ワイドショーで見たゴミ屋敷にすむ老婆の姉妹


姉の方の年齢は、確か80歳を超え、妹の方は70歳後半だったと思うが・・・。


その姉妹の家の中は、ごみで占拠されているため、足の悪い妹は何年も前から外に出られない状態であったという。さすが、ゴミ屋敷。レポーターによると、家の中で足の踏み場は皆無。老婆姉はごみの隙間をほふく前進で進み、食糧を老婆妹に運んでいたらしい・・・。


ゴミの撤去を申し出る市に対して、姉は「物を捨てると運が逃げて行くから、捨てない!」ときっぱり断っていた。


ワイドショーの画面を見ながら、私は、何ともいえない恐ろしさにゾクゾクしていた。その恐ろしさの理由が、最近、少しずつわかりかけてきたようだ。




つまり、こういうことである。




私、37歳。妹33歳。歳の差4つの私たち。



8年前、子連れで出戻り、という共通項で、ようやく繋がった関係。


そして、そこから私たちの関係が化膿しはじめたように思う。

いや、もしかしたら、もっと前から?




とにかく、


いい年こいた姉妹が、子連れで実家に出戻り、同居を始めるとどうなるか?


肉親ゆえの愛&憎をゴミのようにたがいの胸にため込みながら一緒に暮らすと、どうなるか?



ワイドショーのゴミ屋敷の老姉妹を見ながら、ふと、考え込んでしまったのである。