この3年ほど、誰かと一緒にいて
イライラする、という生活をしていない。
3年前まで、結婚を前提に
同棲してたんですよね。
今考えると、結婚しなくて
良かったな、なんて思ったり。
強がりじゃなく。
相手を批判するでもなく。
彼は、別れた後に
すぐ彼女が出来たようで安心。
私と彼では、いずれ別れていた。
周りからは仲良しと言われるくらい
一緒にいると楽しかったけれど
生き方、考え方が根本的に違うのに
違うけどうまく行っているとか
彼が変わってくれるだろうとか
私が我慢すればいいとか
そんな風に思うことが多かった。
今日、「発展的な生き方」という
言葉を目にして、彼のことを思い出した。
数年付き合って、情もある中
なかなか別れを切り出すのに
時間がかかった。
決定打があり、別々に住むようになって
ようやく私は新しい道へ。
彼を一言で表現すると、
ヤドカリ。
気分が良い時は貝殻の外へ。
そうでない時は貝殻から一切出てこない。
そして、貝殻は女性の家でもある。
新しい貝殻に入って
タイミングがきたら
また別の貝殻へ。
フリーランスの彼は収入が安定せず
でも、彼の高い才能を一緒に
引き上げられたら、とチャレンジした。
男女、収入がある方がサポート
したらいいし、お金では得られない
ものもあるから。
実際、彼は選ばれしものになり
一緒に華やかな機会にも恵まれ
一生に一度あるかないかというくらい
素晴らしい経験も出来た。
しかし、結末は、自分名義で借りた
マンションを、私が自ら出て行くことに。
この付き合いで学んだことは、
発展的な生き方をしよう
自分が本気で変わろうとしない
そういう人は、どう周りがサポート
しても、変わらないということ。
他人は変えられない。
彼の才能が発揮された素晴らしい
出来事を、彼は活かそうとしなかった。
いや、結果を出したし、頑張ろうと
したのかもしれないけれど
また貝殻の中でのんびり過ごす
人生を選んだ。
世の中には、そうやって自らの力を
自分で閉じ込めてしまう人がいる。
一緒に暮らすと、言動の一つ一つが
ストレスになっていく。
人には、人のペースがあり
人には、人それぞれの幸せがある。
彼はそれで幸せなのだ。
私も今が幸せ。
暮らし、仕事、人間関係
一つ一つ自分がどうありたいのか
考えながら進んでいくと
気がついたら、幾つになっても
何かにチャレンジし続けている人達に
囲まれて、私自身をも引き上げて
くれていることに気付く。
そして、そういう人達と居ると
イライラすることがない。
彼のお陰で
私は自分がどうありたいのかを
知ることができた。
またこれから、誰かと
お互いが発展し続けようとする
生き方をしていきたいな、と
あらためて考えた日。
