穏やかな週末。

一年弱、仕事を一緒にした男性と
飲みながらいろんな話をする。


彼は外国人。
日本語、英語、母国語も堪能な
トリリンガル。


子供達はオーストリア
奥様は母国に。
本人は日本で働いている。


サラリーはもちろん高く
ジムに通い、スタイルも良く
ハイスペック。
話題も豊富、性格も、センスも
良いので、デートの相手には申し分ない。
独身やバツイチでない理由がよくわかる。

奥様思いである彼から聞く
家族話は絵に描いたような素敵な家庭。


この日はバーで一シャンパンを飲み
フルーツ、チーズ、生ハムの盛合せを
つまみながら、仕事や婚活について
相談してみたり。


婚活について、深刻な悩みは
英語が話せて、ポジティブで
仕事をがむしゃらにやっていて
バツイチ、子供と一緒に住んでない
ハイスペックな人を見つけられる
可能性が低いこと。

それを話すと、一言
「そういう人はすでに次の人がいるよね。
周りが放っておかないよ」

その通り。
婚活は転職や住まい探しと同じように
すべては行動タイミング

自ら動かなければ
見つかるものも見つからない。
見つかってもタイミング次第で
さらに難しいのは相手には感情があり
住まい探しのように、仮予約とか
待っていてくれるようなことはない。


どうしたらいい?の問いへの
彼の返答は

「付かず離れず、君のことを知って
考えてくれる人を見つけることだね。
僕みたいにさ。」

思わず握手。


一緒に夜の街を散歩して
大きな焼きたてのピザを頬張り
カナダ留学時代のピザ話を聞きながら
また散歩して、ハグしてバイバイ。


カッコいい男性は
どこまでもカッコいい。