7月夏の空気が好き。
小さい頃からとても神秘的に感じる。
情熱的で、目に見えないものが沢山遊びに来ている気がする。
こんにちは、いらっしゃいって聞こえてくる。
7月の香りも印象的。

小さい頃、テレビで沢山心霊や怪談をしていたな。
今は全くしなくなった。
その時は怖くて観ることにとてもドキドキしてたけど夏になると
「今年も心霊番組あるなぁ〜」と必ず頭に浮かんでた。
本当であってもファンタジーの世界であっても
今思えば妖怪、幽霊を感じられることはとても貴重だったなあ。と感じる。

暑いからひんやりとした気持ちを…
それが目的で夏の定番なのかと思っていたけれど
それだけじゃなかった。
夏は何かが周りをふわっと飛んでいる。
見えないものを感じ、見えないものと共に過ごし大切にする時期、特別な時と感じた。

夏は怖いって感情を思いっきり出して良い。
怖いも大切にする時期。
怖いって感情を閉じ込めてはいけない。
怖いの中に幸せにする怖いがちゃんと存在するから。
見極められず規制…規制…規制…っておかしい。
私にとっては人間の大事なものが消えることが
 “存在する人間の勝手という怖さ”

既に見えないものを感じることが出来なくなっている世の中の人々が沢山いるように私は感じるから、毎年変わるごとに夏の雰囲気がどんどん消されて、神秘的がどんどん感じられなくなっている。
風や日差しがそうなっている。