ユノ 유노윤호のミニアルバム第2集「NOIR」やタイトル曲「Thank U
アイドルのペルソナとは相違もする、
リアルな歌詞が印象的だったが...

BTSのアンビバレントな「IDOL」像

ヒョナ 현아 HyunAのカムバック曲「I'm Not Cool」も
アイドルというペルソナの背後にある心情を感じさせて、リアル。
ムーンバートンにシンセサイザーがトライバルに響く曲の詞は
PSY(サイ)、현아、DAWN3人の共同作業、と。
2019年に「人間は完璧ではないと思う」と健康上の問題を告白してから
約1年2ヶ月ぶりのカムバック曲で
「私はクールではない」と、クールにリフレインする姿、
ガールクラッシュな強い視線はアイドルの二面性を体現し尽くす。
今は元気そうに見える姿に心を揺さぶられもする。

hyuna psy imnotcool.jpg

所属事務所P NATION代表PSY 싸이プロデュースだけあって、
サビのトーン、一瞬溜めた間の取り方などはPSYのヒット曲にも通じる奥行。
「江南スタイル 강남스타일」

ヘビを表現したダンスのシーンは
PSYが著作権を購入したポイント・ダンス、
小生意気ダンス
のBrown Eyed Girls 브아걸曲「Abracadabra」の
コレオグラフィーも想起。
後半の男性ダンサーの群舞はインドネシア、バリ島の舞踊も想起するような
エスニックでトライバル、祝祭的なコレオグラフィーが印象的。
そのあたりCL 씨엘のソロ曲「Hello Bitchesのコレオグラフィーも
参照されているかもしれない、その系譜のような。
しかし、異なる衣装や雰囲気にコレオグラフィーを
細かく切り替え繋げていても、
I'm Not Cool」のフックがそれらのシーンを全て
強烈に串刺し、全体的な統一感は薄れていない、
曲のパワーが浸透する。

ユノ 유노윤호のミニアルバム「NOIR」同様に
多様な音楽性も提示しながら、
間接的にメンタルヘルスとの向き合い方や
アイドル的ペルソナ等との折り合いを音楽に内包し
くぐりぬけて来た歴史をも声に溶かしこむ流れは
最近のK-Popの一つの潮流でもあるかもしれない、という感慨。
K-Popというジャンルの陰翳、襞の中で
反語的なレトリックでK-Pop史の「答え合わせ」が
進行し多発している感触も。
ヒョナもその歴史的文脈上を歩いている。
K-Pop史のイメージが少しずつ別のカラーに
染まっている感も。それは進化でもあるが。

ともかく、カムバックおめでとう!という気持ちでいっぱい。

to be continued...!?

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