申年に始まったという博物館に初詣は
未年の今年で一巡。

子年 の頃から行くようになり...
卯年
長谷川等伯「松林図屏風」をまいとし
新年に観て気持ちもあらたまるが
松の根、そのあっさりと軽い描写に今年は注目して観てしまった。

年年歳歳花相似、歳歳年年人不同

松の根が気になったのは...
昨年表慶館の特別エキシビジョン
Hermes「レザー・フォーエバー」展でこの作品を観たからかも...

hermes bag and matsu 2014 2.jpg

根っこを生やしたエルメスのバッグ(撮影は許可されています)。

慶州で出土された石製の羊(撮影は許可されています)。

hitsuji hanguk ueno.jpg

ちいさくて愛らしい!
やはり大倉文化財団のもののようですね、半島の文化財д・)

大倉集古館(大倉文化財団、ホテルオークラ)には
1910年代に日本に搬出された半島由来の石塔が二基ある

高麗時代の平壌栗里寺跡八角五重塔、
同じく高麗時代の利川浄土寺跡伝来の五重塔。
いつ返還されるのか、と東京国立博物館に来てまた思い出す。

東京には植民地時代(あるいはその前後)に
日本に持ち出された、「搬出」された文化財があまりにも多い。
(家族でホテルオークラで食事をしたこともありますが)
都内公園の横を通り過ぎるだけでも
半島由来の文化財に気付く
ほど...
実際、約6万7千点もの半島由来文化財が
日本に留められているとか(昨年の聯合ニュース等報による)。

博物館の前には朝鮮半島の石製の羊も。

hitsuji stone2.jpg

羊の生息しない日本では羊自体を吉祥図様として扱うことは定着しなかった
そうで、広くその姿が知られるようになったのは明治時代に入ってからのことだそう。
十二干支の図で鹿似に描かれていた羊の姿も興味深く。
半ば想像上の動物として描かれてもいたらしい。
一方、朝鮮半島では羊も墓守として活躍。
海峡ひとつ越えて相違もある文化。

朝鮮半島の石人(文官)も博物館前に。

sekijin ueno.jpg

元茶道部としては
二体の石人を並べる間隔、距離に決まりがあるのかどうか
気になるところ...
異国の寒い空の下、寄り添いたい石人もいるはずだから...

ソウルの石人たち

昔の石博物館

昨年も書きましたが...

12shinsyou.jpg

ジョン・トラボルタみたいな人もいる...ポージングの
十二神将たち(*´ω`)
(撮影は許可されています)

 

博物館のおみやげ。
黄金に輝く風神雷神図缶入りゴーフル。
今年は琳派400年(๑•ᴗ•๑)

fujin gofle.jpg

花鳥虎 韓国おみや


to be continued...!?

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